遠藤彰 (生物学者)
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遠藤 彰(えんどう あきら、1947年10月10日[1] - 2011年11月11日[2])は、日本の生物学者。専門は動物生態学。
経歴
[編集]1971年名古屋大学理学部生物学科卒業、1976年京都大学大学院理学研究科動物学専攻博士課程修了。1977年 - 1978年日本学術振興会奨励研究員、1978年 - 1981年京都大学理学部動物学教室研修員、1981年立命舘大学理工学部助教授[3]。1993年 同大学理工学部教授、2003年同大学大学院先端総合学術研究科教授[4]。
著書
[編集]- 単著
- 『ベッコウバチのクモがり』岩波書店、1982年10月。
- 『見えない自然:生態学のポリフニー』昭和堂、1995年8月。
- 共著
- 『京都深泥池:氷期からの自然』藤田昇、京都新聞社、1994年8月。
- 共著(分担執筆)
- 『岩波生物学辞典(第3版)』山田常雄、前川文夫、江上不二夫、八杉竜一、小関治男、古谷雅樹、日高敏隆、編:岩波書店、1983年3月。
- 『科学の事典(第3版)』編:飯野徹雄、岩波書店、1985年3月。
- 『日本大百科全書 Encyclopedia Nipponica』小学館、1986年。
- 『京都の動物Ⅱ 魚・淡水魚・昆虫とクモ』責任編集:好廣眞一・石井実・松原至、法律文化社、1988年3月。
- 『京都の昆虫』編集:京都昆虫研究会(監修:笹川満廣)、京都新聞社、1991年8月。
- 『広辞苑(第4版)』川那部浩哉・原田英司と分担 共同執筆、岩波書店、1991年11月。
- 『地球共生系とは何か』監修:川那部浩哉、編集:東正彦・安部琢哉、平凡社、1992年6月。
- 『情報学事典』北川高嗣ほか編、弘文堂、2002年5月。
- 共編著
翻訳(共訳)
[編集]- 『延長された表現型:自然淘汰の単位としての遺伝子』 原著者、ドーキンス 遠藤知二、日高敏隆、紀伊國屋書店、1987年7月。
- 『動物群集の様式』(共訳)原著者、エルトン 監訳:川那部浩哉 共訳者:小野山敬一ほか14名。思索社、1990年12月。
- 『ブラインド・ウオッチメーカー:自然淘汰は偶然か?』(共訳)原著者、ドーキンス。監修:日高敏隆 共訳者:中嶋康裕ほか4名、早川書房、1993年10月。
- 『盲目の時計職人』(新装版)(共訳)日高敏隆・中島康裕・遠藤知二・疋田努、早川書房、2004年3月[5]。
テレビ出演
[編集]- NHK(単独)『日本動物記』(辰巳宏構成)「ベッコバチ狩り蜂の巧みな戦術」1988年10月12日
- NHK(単独)『地球ファミリー』(辰巳宏構成)「空中の狩人・ハチ——狩と子育ての進化史」1990年6月11日(後にカナダの CNTV でも放映)[5]
ラジオ出演
[編集]脚注
[編集]- ^ a b 『現代物故者事典2009~2011』(日外アソシエーツ、2012年)p.106
- ^ “遠藤彰教授逝去のお知らせ | 立命館大学大学院 先端総合学術研究科”. 2020年1月15日閲覧。
- ^ 遠藤 彰 (Akira Endo) - マイポータル - researchmap
- ^ “遠藤 彰”. KAKEN. 2020年1月15日閲覧。
- ^ a b c d “遠藤 彰 : 人と学問” (PDF). 立命館大学大学院 先端総合学術研究科. 2020年1月15日閲覧。