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遠藤 松五郎(えんどう まつごろう、生没年不詳)は江戸時代の浮世絵版画の彫師。
明和年間に神田紺屋町に住んでいた。鈴木春信、一筆斎文調、勝川春章の絵本の彫りを担当している。
- 鈴木春信 『絵本さゞれ石』 明和3年(1766年) ※「東都彫工 遠藤松五郎」とある
- 鈴木春信 『絵本青楼美人合』 明和7年(1770年) ※「剞劂氏 遠藤松五郎」とある
- 一筆斎文調・勝川春章 『絵本舞台扇』 明和7年 ※「神田紺屋町 彫工 遠藤松五郎」とある
- 鈴木春信 『絵本春乃錦』 明和8年(1771年) ※「彫工 遠藤松五郎」とある