遺品整理屋は見た!
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『遺品整理屋は見た!』(いひんせいりやはみた)は、2006年に扶桑社より刊行されたノンフィクションの体験記。著者は遺品整理を業とする会社「キーパーズ」の経営者である吉田太一。
2011年にテレビドラマ化された。
概要
[編集]「遺品整理」業を営む著者が、自身のブログに書き留めた仕事の内容を元に書籍化したもの。さだまさしの小説『アントキノイノチ』の映画化に際しては参考図書となった。
独居老人や孤独死などを中心に、現代社会の問題と向き合った内容となっている。現代社会の裏の事情をあからさまに書かれている。遺品整理代行業者の遺品回収から、遺族の心境まで細かく記載されている。
テレビドラマ
[編集]2008年、フジテレビジョン系列の2時間ドラマ枠「金曜プレステージ」にて放映予定だったが、事情により[要追加記述]お蔵入りとなり、2011年3月5日、関東ローカル枠にて放映された。
キャスト
[編集]- 真壁小太郎(遺品整理屋「エンジェルハンズ」社長):地井武男
- 真壁佳代子(小太郎の亡き妻):五十嵐めぐみ
- 真壁千加子(小太郎の義理の娘):酒井美紀
- 飯塚省吾(千加子の交際相手):賀集利樹
- 福屋(「エンジェルハンズ」社員):柳沢慎吾
- 清水(「エンジェルハンズ」社員):野澤剣人
- 秋本美保子(小太郎に生前予約で遺品整理を依頼する):松原智恵子
- 秋本義明(美保子の息子):緒形幹太
- 秋本恭子(義明の妻):畑野ひろ子
- 岡林恒子(省吾が保護した徘徊中の老婆):渡辺康子
- 岡林守(恒子の息子):小野了
- 岡林香織(恒子の嫁):棚橋幸代
- 交番の巡査:衣笠拳次
- 望月聡美(美保子の娘):松井紀美江
- 沢井まどか(美保子の娘):林美穂
- 沢井和樹(まどかの夫):福井晋
- 遠藤(美保子の内縁の夫):山本亘
- 遠藤の元妻(8年前、遠藤に殺害される):小川よりこ
- 居酒屋主人:小宮健吾
- 居酒屋おかみ:亜呂奈
スタッフ
[編集]- 演出・プロデュース:小林俊一
- 脚本:いずみ玲
- 音楽:手塚理
- 技術協力:フォーチュン
- 照明協力:阿吽
- 音響効果:第一音響
- 編集・MA:テクノマックス
- スタジオ:東映テレビ・プロダクション
- プロデュース:深見桂子
- 企画協力:扶桑社
- 製作:フジテレビ、彩の会