那須町民バス
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那須町民バス(なすちょうみんバス)は那須町により運行される町営バス(コミュニティバス)。JR黒田原駅と黒磯駅(那須塩原市)を拠点に、町内の主地区を結んでいる。
概要
[編集]道路運送法第80条第1項ただし書の規定(ただし、これら規定は道路運送法の2006年10月の改定前のものである)に基づき運行されている路線である。
運行内容
[編集]料金
- 1回乗車
- 高校生以上 - 500円均一
- 小中学生、60歳以上 - 300円均一
- 乳幼児、身体障害者手帳・療育手帳の交付を受けている者、生活保護受給者、那須町福祉作業所通所者 - 無料
- 回数券 - 10回分の料金で11枚綴りのものが300円券・500円券である。
- 定期券 - 一般、通学(小中高生)、60歳以上の3区分で、1か月・3か月定期あり。
沿革
[編集]- 1990年(平成2年)11月1日:黒田原 - 六斗地、黒田原 - 夕狩、黒田原 - 追分、計3路線で運行開始。
- 1998年(平成10年):追分・黒磯駅線の運転を開始する。
- 2013年(平成25年)10月1日:那須町デマンド小型乗合交通スタートにより、六斗地・大谷線、夕狩線、棚橋線を運行休止する。
- 2020年(令和2年)4月1日:ダイヤ改正し高校生の定期券および回数券利用時を小中学生と同額に変更(1乗車時は500円据え置き)
- 追分・黒磯駅線:運行本数3往復→4往復、2つの停留所を廃止(睦家・伊王野地区のルートを国道旧道経由からバイパス経由に切り替えることによるもの)し、イオンタウン那須と道の駅東山道伊王野停留所を新設
- 湯本線:運行本数を3往復→4往復、ゆめプラザよりイオンタウン那須間を延伸し延伸区間にイオンタウン那須を含め5停留所を新設
現行路線
[編集]2020年9月現在
(太文字停留所は、途中始発終着の設定がなされている停留所)([カッコ]は行先番号)[1][2]
追分・黒磯駅線
[編集]- [K5]黒磯駅西口 - 那珂川 - イオンタウン那須 - 赤坂 - 大林 - 稲沢 - 道の駅東山道伊王野 - 伊王野支所前 - 大畑 - [D65]追分
- 毎日運転。1日4往復。黒磯駅 - 那珂川間、赤坂 - 大林間は那須塩原市内。
湯本線
[編集]- [K35]イオンタウン那須 - 高久駅 - ゆめプラザ前 - [D63]なすの苑前 - 那須高等学校前 - 那須町役場 - 黒田原駅 - 大島1 - 池田 - 一軒茶屋 - 那須湯本温泉 - [Y54]いこいの家
- 毎日運転。1日4往復。
運行休止路線
[編集]2013年10月で運行休止
- 六斗地大谷線:ゆめプラザ前(ゆめプラザ・那須) - 那須町役場 - 黒田原駅 - 大島1 - 大沢 - 大谷 - 町営牧場入口 - 池田 - 友愛の森 - 六斗地
- 月曜日・水曜日・金曜日運転。1日1往復。
- 夕狩線:那須町役場 - 黒田原駅 - ゆめプラザ前 - 高久 -下瀬縫 - 小島余笹橋 - 夕狩 - 千振事務所 - 田島
- 火曜日・木曜日・土曜日運転。1日1往復。
- 棚橋線:ゆめプラザ前 - 黒田原駅 - 那須町役場 - 明神 -高瀬 - 下町 - 坂本 - 棚橋
- 火曜日・木曜日・土曜日運転。1日1往復。
使用車両
[編集]- かつては小型バスを使用していたが、2019年9月より、トヨタ・ハイエースを使用している。
脚注
[編集]- ^ 栃木県那須地域にてバス事業を運行する関東自動車那須塩原営業所・ジェイアールバス関東西那須野支店・那須塩原市ゆーバス・大田原市営バス・那須町民バス・那珂川町コミュニティバスでは、共同の命名ルールによる行先番号を設定している。
- ^ 那須地域定住自立圏における公共交通の連携について 国土交通省 2024年3月13日閲覧