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釈皎然

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

釈 皎然(しゃく こうぜん、生没年不詳)は、中国代の詩人は清昼(せいちゅう)。俗姓は謝。湖州長城県の出身。本貫陳郡陽夏県東晋南朝宋の詩人の謝霊運の末裔にあたる。

略歴

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郷里の杼山(ちょざん)で仏法を修行し、徳宗貞元年間に宮中で高僧の文集を集めた際、その著書10巻が採択された。後には廬山の西林寺に住み、『詩式』五巻など、詩論の書を著した。

『皎然集』(または杼山集)10巻が残っている。

詩人として

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作品に、「塞下曲」(塞下の曲)(七言絶句)がある。

塞下曲
寒塞無因見落梅 寒塞(かんさい) 落梅(らくばい)を見るに因(よし)無し
胡人吹入笛声来 胡人(こじん) 笛声(てきせい)に吹き入れ来(きた)る
労労亭上春応度 労労亭上(ていじょう) 春応(まさ)に度(わた)るべし
夜夜城南戦未回 夜夜(やや)城南 戦いて未だ回(かえ)らず

出典

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