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釈迦院 (池田市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
釈迦院
山門
所在地 大阪府池田市鉢塚3丁目4-6
位置 北緯34度49分4.4秒 東経135度26分22秒 / 北緯34.817889度 東経135.43944度 / 34.817889; 135.43944
山号 鉢多羅山
宗派 高野山真言宗
本尊 釈迦如来
創建年 (伝)神亀元年(724年
開基 (伝)行基
正式名 鉢多羅山釈迦院
別称 尊鉢厄神
札所等 摂津八十八箇所第57番
文化財 宝筐印塔(重要美術品)
梵鐘(市指定文化財)
公式サイト 尊鉢厄神 釈迦院
法人番号 2120905003224 ウィキデータを編集
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釈迦院(しゃかいん)は、大阪府池田市にある高野山真言宗の寺院。厄除けの寺として知られ、通称は尊鉢厄神(そんぱちやくじん)と呼ばれる。

歴史

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寺伝によれば、神功皇后百済より釈尊仏舎利多羅宝鉢を得て凱旋し、仏教がまだ広まっていないので、仲哀天皇の御代、散逸を恐れて鉢塚に隠した。その後、行基が霊夢により石窟より仏舎利を掘出し、聖武天皇の勅命で精舎を建立。また、行基は自ら観音菩薩不動明王毘沙門天像を刻して仏舎利とともに安置。寺を鉢多羅山若王寺釈迦院と号し、村を尊鉢と名づけ、斎田300石を賜った。天正年間(1573年 - 1592年)の兵火で若王寺は堂宇と寺宝を焼失し、斎田も没収されたが、天正17年(1589年)に傳誉が再建し、その後天保11年(1840年)火災に遭い、慶応元年(1865年)6月宗浄・歓浄が再建[1]

文化財

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宝篋印塔
重要美術品
  • 宝篋印塔 - 鎌倉時代、花崗岩製、「正安元年(1299年)十二月廿五日 願主藤原景正」と刻銘がある。1935年、重要美術品に認定[2]
池田市指定文化財
  • 梵鐘 - 江戸時代、寛永九壬申年(1632年)の銘があり、池田市内最古のものの一つ。

出典

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  1. ^ 大阪府学務部「大阪府史跡名勝天然記念物」(1974)全国書誌番号:73009804
  2. ^ 大阪府内指定文化財一覧表、大阪府サイト(「池田市」をクリック)

関連項目

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外部リンク

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