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野口あや子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
野口 あや子
誕生 (1987-05-23) 1987年5月23日(37歳)
岐阜県
職業 歌人
言語 日本語
国籍 日本の旗 日本
教育 岐阜県立華陽フロンティア高等学校卒業
最終学歴 愛知淑徳大学文化創造学部卒業
ジャンル 短歌
主な受賞歴 短歌研究新人賞(2006年)
岐阜市芸術文化奨励賞(2008年)
現代歌人協会賞(2010年)
所属 未来、幻桃短歌会
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野口 あや子(のぐち あやこ、1987年5月23日 - )は、日本歌人[1]

経歴

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岐阜県出身[2]。15歳の頃、独学で短歌を作り始める[2]岐阜県立華陽フロンティア高等学校通信課程を経て[2]愛知淑徳大学文化創造学部(現、創造表現学部創作表現専攻)を卒業[3]。大学では小説家の諏訪哲史ゼミに学ぶ[3]2004年に幻桃短歌会、2006年未来短歌会に入会[2]松村あや加藤治郎に師事[2]離婚歴あり。[要出典]

高校在学中(ただし中学卒業後すぐに入学していないので19才)の2005年に作品「セロファンの鞄」30首で第48回短歌研究新人賞次席。翌2006年に作品「カシスドロップ」30首で第49回短歌研究新人賞を受賞。10代での同賞受賞は第2回の寺山修司(当時18歳)、第32回の久木田真紀(当時19歳[4])以来となる3人目[5]2008年、岐阜市芸術文化奨励賞を受賞。2010年に第一歌集『くびすじの欠片』で第54回現代歌人協会賞を受賞し(23歳)、辰巳泰子の最年少記録(24歳)を更新する[6]

短歌朗読ユニット「猫の花」でも活動を展開している[要出典]。創設時より笹井宏之賞の選考委員を務める。NTTレゾナントとの共同開発「AI歌人」のアドバイザー[7]名古屋芸術大学芸術学部芸術学科デザイン領域文芸・ライティングコース非常勤講師[8]

著書

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共著

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  • 『気管支たちとはじめての手紙 マイナビ現代詩歌セレクション [Kindle版]』2014.12 - 三角みづ紀との共著
  • 『ホスト万葉集 嘘の夢 嘘の関係 嘘の酒 こんな源氏名サヨナライツカ』(講談社、2020年7月)
  • 『ホスト万葉集 巻の二 コロナかも だから会わない好きだから コロナ時代の愛なんて クソ』(講談社、2020年12月)
  • 『ホスト万葉集 文庫スペシャル』(講談社文庫、2022年7月)

寄稿

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作品
  • 巻頭表現 「エレクトラ」(短歌 11首、画 : 橋爪彩) - 『文學界』2015年12月号
  • 「エレクトラ・ハレーション」(短歌 15首) - 『早稲田文学増刊女性号』川上未映子責任編集 2017 .9
  • 「ニジンスキーの薔薇」(短歌 20首) - 『短歌研究』2020年3月号
  • 「纏わんがため」 - 『短歌研究』2021年1月号
  • 「盤上」 - 『短歌研究』2021年6月号
  • 「二盃口」 - 『短歌研究』2021年8月号
小説
  • 「ジュリアナ様 」 - 『小説新潮』2019年11月号
随想・論など
  • 作品季評 (第89回・前半) - 『短歌研究』第71巻第1号 2014 .1
  • 作品季評 (第89回・後半) - 『短歌研究』第71巻第2号 2014 .2
  • 解説「三角みづ紀という隣人」 - 『三角みづ紀詩集』(思潮社ISBN 978-4-7837-0983-1、2014 .8)
  • 「変化と欲望の先にあるもの : うたの聴こえるところまで 短歌展望2016」 - 『現代詩手帖』2016年12月号 思潮社
  • 「混乱と豊穣へ : うたの聴こえるところまで(24)短歌展望2017」 - 『現代詩手帖』2017年12月号 思潮社
  • 「鬼の子 建」 : 『歌壇』第31巻9号 2017 .9 - 第32巻5号 2018 .5(全7回)
  • 「第4回 大学短歌バトル2018 予選選考会」 : 『短歌』第65巻第2号 2018 .2
  • 「第5回 大学短歌バトル2019 予選選考会」 : 『短歌』第66巻第2号 2019 .2
  • 「春日井建──三島由紀夫が愛した才能」 : 『文學界』2020年12月号
  • 「セルフネグレクトあるいは」 : 『文學界』2022年2月号

出演番組

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脚注

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  1. ^ 歌誌「月光」所属の野口綾子とは別人。
  2. ^ a b c d e 「第49回短歌研究新人賞<入選発表>」『短歌研究』2006年9月号。
  3. ^ a b 諏訪哲史「解説」『くびすじの破片』(短歌研究社 2009)巻末。
  4. ^ ただし久木田の年齢や経歴は虚偽であったとされる。詳細は久木田真紀の項を参照。
  5. ^ “短歌研究新人賞:19歳・野口あや子さん受賞”. 朝日新聞東京夕刊: p. 4. (2006年8月8日) 
  6. ^ 第54回 現代歌人協会賞 - 株式会社 角川学芸出版【短歌ブログ】
  7. ^ 「〈マジ地獄…〉「AI歌人」が詠む短歌、驚きのお手並み拝見」『短歌研究』2019年8月号。
  8. ^ 教員紹介。、担当科目は「文芸演習Ⅱ-1(恋愛心理学)」。

外部リンク

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