コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

野本博

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
のもと ひろし
野本 博
本名 野本 博
生年月日 1947年1月
出生地 日本の旗 日本滋賀県彦根市
職業 俳優
テンプレートを表示

野本 博(のもと ひろし、1947年1月[1] - )は、日本俳優。本名同じ[1]

滋賀県彦根市生まれ。劇団東芸に所属していた[1]

人物

[編集]

父親は長野県、母親は熊本県出身。3歳の時に北海道へ移住し、1965年、北海道立天塩高校卒業。千葉工業大学工業化学科入学。1969年卒業。在学中、1968年に劇団東芸に入団して研究生となり、1970年日本テレビホームドラマ『うちのおとうさん』に、板前のサブ役でレギュラー出演[1]

趣味はギター、歌唱[1]。1971年当時は森山周一郎が在籍する草野球チーム「東京ライターズ」に所属していた[1]

子供を田舎で育てたいとの一念で1975年、杉並区荻窪から春日部市へ移住。祭友会会長を務め、町会の理事になり、2012年より副会長、事務局長を務める。

出演作品

[編集]

テレビドラマ

[編集]

舞台

[編集]
  • 劇団東芸本公演「戦場のピクニック」(1969年、紀伊国屋ホール) - サボ
  • 東芝日曜劇場1000回記念特別公演「八坂・恋坂・おんな坂」中村玉緒「雨のふれあい」(1976年、全国巡業)
  • 萬屋錦之介特別公演「若き日の次郎長」(1978年、歌舞伎座)
  • 萬屋錦之介特別公演「赤穂浪士」(1978年、御園座)
  • 萬屋錦之介特別公演「赤穂浪士」「「秘劔揚羽蝶」(1979年、歌舞伎座)
  • 萬屋錦之介特別公演「幡随院長兵衛」(1980年、御園座) - 中間 市助
  • 萬屋錦之介特別公演「大江戸五人男」(1980年、歌舞伎座) - 中間 市助
  • 新珠三千代、中村嘉葎雄特別公演「寺田屋お登勢」(1981年、南座) - 西田直次郎
  • 萬屋錦之介特別公演「新源氏物語」「宮本武蔵」(1982年、歌舞伎座)
  • 中村嘉葎雄、勝新太郎松竹錦秋特別公演「宮本武蔵」「糸ぐるま」(1982年、全国巡業) - 吉岡伝十郎
  • 企画舎公演「牝狼たちの伝説」(1983年、銀座みゆき館劇場) - 近藤勇
  • 萬屋錦之介特別公演「反逆児」(1985年、全国公演) - 織田信長
  • 中日新聞社創業百周年記念公演「元禄御畳奉行の日記」菅原文太(1986、中日劇場) - 備前屋
  • 明治座二月特別公演ストーンウェル「旦那さま大事」香川京子(1987年) - 本多正信
  • 春の演劇祭ストーンウェル「かあちゃん」「花嫁」(1989年、明治座) - 勝山半造
  • 萬屋錦之介特別公演「瞼の母」(1989年、歌舞伎座)
  • 池内淳子七月特別公演「忘れ扇」(1989年、明治座) - 田所庄太夫
  • 萬屋錦之介芸能生活50周年記念特公演「さぶ」(1989年、梅田コマ劇場) - 綿文 九七
  • 萬屋錦之介特別公演「赤穂浪士」(1989年、御園座) - 武林唯七
  • ストーンウェル公演泉ピン子「花は散らない」(1990年、名鉄ホール) - 正太
  • 三代目中村時蔵33回忌追善六月大歌舞伎「人情裏長屋」「暗闇の丑松」(1991年、歌舞伎座) - 袖松
  • 九月特別公演片岡孝夫「幻の華」1991年、新橋演舞場) - 清水武太夫
  • 萬屋錦之介特別公演「長崎犯科帳」(1992年、全国公演) - 小野屋勘兵衛
  • 舟木一夫芸能生活30周年記念公演「銭形平次」(1992年、全国公演) - 源達
  • 北大路欣也特別公演「蒼き狼」(1992年、梅田コマ劇場) - ムカリ
  • 明治座新開場記念公演山本富士子「鶴来屋おゆう」(1993年、明治座) - 庄平
  • 三浦布美子公演「おかる恋歌」(1993年、全国公演) - 早水藤左衛門
  • ストーンウェル京まちこ公演「浮世の花びら(1993年、名鉄ホール)
  • 山本富士子芸能生活40周年記念特別公演「湯島の白梅」(1994年、東北、新潟、金沢・明治座) - 宮畑閑耕
  • 明治座創業百周年九月若尾文子公演「花の人深川亭」(1994年、明治座) - 鳶頭
  • 山本富士子芸能生活40周年記念特別公演「湯島の白梅」(1994年、劇場飛天)
  • 明治座山本富士子初春公演「春雪の唄」(1995年、明治座) - 和光
  • 明治座北大路欣也五月薫風公演「銭形平次」(1995年、明治座) - 桔梗屋
  • 御園座創立百周年記念五木ひろし特別公演「素浪人月影兵庫」(1995年、御園座) - 陣内
  • 明治座11月高橋英樹錦秋公演「風流夢大名」(1995年、明治座) - 海北友松
  • 帝劇新春山本富士子公演「浪花恋ごよみ」(1996年、帝国劇場) - 一宝堂
  • 明治座植木等七月公演「大江戸気まぐれ稼業」(1996年、明治座) - 桶屋金三
  • 北大路欣也芸能生活40周年記念公演「旗本退屈男」(1996年、明治座) - 菅野六郎左衛門
  • 明治座新春山本富士子公演「静御前」(1997年、明治座) - 伊豆有綱
  • 明治座堺正章三月公演「恋・高らか太鼓」(1997年、明治座) - 稲本楼 太左衛門
  • 堺正章納涼特別公演「恋・高らか太鼓」(1997年、中日劇場)
  • 明治座山本陽子十月特別公演「舞いの家」(1997年、明治座) - 塩野
  • 明治座北大路欣也十一月公演「河内山宗俊」(1997年、明治座) - 上州屋喜兵衛
  • 明治座杜けあき二月公演「出雲の阿国」(1998年、明治座) - 大野治長
  • プロデュースセンター公演「ちかまつ夏ものがたり(1998年、国立小劇場)
  • 明治座加藤剛十二月公演「大岡越前」(1998年、明治座) - 水野和泉守
  • 向田邦子名作劇場「阿修羅のごとく」(1999年、全国公演) - 枡川貞治
  • 明治座北大路欣也十月公演「忠臣蔵」(1999年、明治座) - 吉田忠左衛門
  • 北大路欣也特別公演「忠臣蔵」(1999年、御園座)
  • 東宝司葉子三月特別公演「女はおんな」(2000年、名鉄ホール) - 牧坂
  • 博多座開場記念北大路欣也特別公演「旗本退屈男」(2000年、博多座) - 菅野六郎左衛門
  • 杜けあき特別公演「出雲のお国」(2000年、博多座) - 大野治長
  • 明治座村上弘明十二月公演「腕におぼえあり」(2000年、明治座)
  • 明治座中村玉緒特別公演「女の居場所」(2001年、明治座) - 松田政夫
  • 帝劇創立90周年記念浜木綿子特別公演「花のれん」(2001年、帝国劇場)
  • 明治座北大路欣也六月公演「旗本退屈男」(2001年、明治座) - 高柳豊後守
  • 池内淳子8・9月特別公演「春が来た」(2002年、ル テアトル銀座、名鉄ホール、近鉄劇場、出雲、米子)
  • 明治座再会場十周年川中美幸特別公演「博多人情あばれ芸者」(2003年、明治座) - 渡辺勝吉
  • 東宝「そして誰もいなくなった」(2003年アタアプル、シアター・ドラマシティ、中日劇場) - ナラコット
  • 芸能生活40周年記念五木ひろし特別公演「雨あがる」(2004年、明治座) - 武平
  • 喜劇発祥百年記念松竹名作劇場「わたしの宝島」(2004年、南座、全国公演) - 県議 大蔵
  • 明治座菊川怜六月公演「五辨の椿」(2005年、明治座) - 火消頭 富蔵
  • 東宝「そして誰もいなくなった」(2005年、ル テアトル銀座、シアター・ドラマシティ・ももちパレス) - ナラコット
  • 帝劇浜木綿子十月特別公演「夢芝居一座」(2006年、帝国劇場) - 町長
  • 明治座十二月公演「女の居場所」(2008年、明治座) - 松田政夫
  • 三越劇場「マクベス」(2019年、三越劇場)-宮廷医師
  • 「リア王・マクベス」(2021年、ニッショウホール)-ゴネリルの紳士、宮廷医師
  • 「リア王2024」(2024年、三越劇場)[2]

脚注

[編集]
  1. ^ a b c d e f 福島民報』1971年1月16日付朝刊7面、タレント「整った容姿の新人 野本 博」。
  2. ^ 横内正が主演・上演台本・演出担う「リア王2024」に杉江大志・櫻井圭登ら”. ステージナタリー. ナターシャ (2024年6月14日). 2024年6月15日閲覧。