野澤一郎
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野澤 一郎(のざわ いちろう、1888年5月16日 - 1978年5月20日)は、日本の発明家、実業家。巴コーポレーションの創業者。紫綬褒章や藍綬褒章を受章。
経歴
[編集]栃木県河内郡本郷村(現上三川町本郷地区)東汗出身。本郷小学校(現本郷中学校)を経て[1]、1906年真岡中学校(現栃木県立真岡高等学校)卒業[2]。1910年東京高等工業学校(現東京工業大学)機械科卒業[3]、千代田瓦斯入社。1917年巴組鐵工所を創立[4]。立体構造建築の研究開発に従事し[5]、1932年ダイヤモンドトラスを発明。1933年建築組成材骨組法を発明[1]。1938年全国発明表彰大賞受賞[6]。1944年藍綬褒章受章[7]。1948年日本鉄塔協会設立、会長[8]。1956年紫綬褒章受章[5]。1957年栃木県立真岡高等学校に500万円を寄付し、野澤一郎育英会を設立[9]。1958年本郷中学校に体育館を寄贈。1964年勲四等旭日小綬章受章。1971年勲三等旭日中綬章受章[5]。
脚注
[編集]- ^ a b 創業者のご紹介 〜 野澤 一郎伝 〜 第1章 上三川町出身の発明家・事業家巴コーポレーション
- ^ 令和元年(2019) 10月25日(金曜日)真岡新聞
- ^ <資史料館提供「今月の一枚」>東京工業大学博物館
- ^ 第2章 母校に多大な貢献巴コーポレーション
- ^ a b c 近代日本の発展を支えた発明家 野澤 一郎上三川町
- ^ 全国発明表彰昭和13年受賞者一覧賞名技術(創作)の名称発明協会
- ^ 野沢一郎外五十九名ヘ褒章下賜ノ件(藍綬)国立公文書館デジタルアーカイブ
- ^ 野沢 一郎(読み)ノザワ イチロウ20世紀日本人名事典
- ^ 野澤一郎像に寄せて栃木県立真岡高等学校2018/05/31