野球少女
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野球少女 | |
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야구소녀 | |
監督 | チェ・ユンテ |
脚本 | チェ・ユンテ |
出演者 |
イ・ジュヨン イ・ジュニョク ヨム・ヘラン ソン・ヨンギュ |
音楽 | チョン・チハン |
撮影 | ハン・スンヨン |
編集 | チョ・ユンテ |
配給 | ロングライド |
公開 |
2020年6月18日[1] 2021年3月5日[2] |
上映時間 | 105分 |
製作国 | 韓国 |
言語 | 韓国語 |
興行収入 | 5000万円[3] |
野球少女 | |
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各種表記 | |
ハングル: | 야구소녀 |
漢字: | 野球少女 |
発音: | ヤグソニョ |
日本語読み: | やきゅうしょうじょ |
ローマ字: | Yagusonyeo |
英題: | Baseball Girl |
『野球少女』(やきゅうしょうじょ、야구소녀)は、2020年公開の韓国映画。2019年、第24回釜山国際映画祭のパノラマ部門に出品されワールドプレミア上映された[1]。
概要
[編集]韓国では1996年の規約改定により女性もプロ野球選手になることができるが、女子選手はなかなかプロ球団のトライアウトを受けさせてもらえない実情があった[4]。本作の主人公スインは、1997年に韓国で女性として初めて高校の野球部に所属し、その後韓国プロ野球(KBO)主催の公式戦に先発登板したアン・ヒャンミ選手がモデルになっている[5][6]。但し、韓国野球に関する著作も多いジャーナリストの室井昌也によると、アン投手が先発登板したのはKBO主催のプロの公式戦ではなく、日本の甲子園大会に相当する「大統領杯全国高校野球大会」の準決勝であったと指摘している[7]。
あらすじ
[編集]投手として最高球速134kmの球を投げ天才野球少女と呼ばれてきたスイン(イ・ジュヨン)は、高校卒業目前にプロ野球選手になることを目標に掲げていた。しかし、女子という理由でトライアウトを受けさせてもらえず、プロからラブコールを受けたのはリトルリーグ時代からのチームメイト、ジョンホ(クァク・ドンヨン)だった。周囲からは諦めるよう忠告されてしまうが、それでもスインは女性初のプロ野球選手の夢を諦めず努力を重ねていく。そんな時、新しくスインの前に新任のコーチ、ジンテ(イ・ジュニク)が現れる。
キャスト
[編集]スタッフ
[編集]- 脚本・監督 - チェ・ユンテ
- 撮影 - ハン・スンヨン
- 編集 - チョ・ユンテ
- 音楽 - ロコモーティブ、チョン・チハン
- 美術 - パク・ジンア
- 音響効果 - パク・チェヒョン、イム・ヒョンギュ
- 日本語字幕 - 根本理恵
受賞
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c “イ・ジュヨン&イ・ジュニョク出演、映画「野球少女」メイン予告編を公開…夢に向かって前進する女子高生の姿を描く”. Kstyle. (2020年5月27日) 2021年3月1日閲覧。
- ^ “イ・ジュヨン主演「野球少女」韓国版ポスターが10点到着”. 映画ナタリー. (2021年3月1日) 2021年3月1日閲覧。
- ^ 『キネマ旬報』 2022年3月下旬特別号 p.44
- ^ “【決定版】『野球少女』から連想されていく、スポーツ映画の名作たち!”. シネマズby松竹. (2021年3月1日) 2021年3月1日閲覧。
- ^ “『梨泰院クラス』のトランスジェンダーから野球少女まで。女優イ・ジュヨンの“挑戦は続く”【インタビュー】”. スポーツソウル. (2020年6月20日) 2021年3月1日閲覧。
- ^ “コロナ禍でも新作映画続々公開…『野球少女』や『消えた時間』など”. KBS WORLD. (2020年6月18日) 2021年3月1日閲覧。
- ^ 室井昌也 (2021年3月6日). “女子高生がプロを目指す映画『野球少女』公開 韓国には男子と一緒にプレーの女子投手が実在した?”. 2021年3月7日閲覧。
- ^ “「梨泰院クラス」でブレイクしたイ・ジュヨン主演作! 韓国映画「野球少女」21年3月公開”. 映画.com. (2020年12月4日) 2021年3月1日閲覧。
外部リンク
[編集]- 映画『野球少女』公式サイト
- 映画『野球少女』 (@yakyu_shojo) - X(旧Twitter)