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量子ドットレーザー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

量子ドットレーザー(りょうしドットレーザー)は、量子ドットを備えるレーザー。

概要

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N型/P型半導体の間の層に挟まれたナノメートル(10億分の1メートル)サイズの量子ドットから光が放射される[1]

温度による影響が少なく、原理的には従来の半導体レーザーの10分の1という低消費電力[1][2]

用途

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  • 短距離伝送、高速通信等

脚注

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  1. ^ a b 新しい技術(量子ドットレーザー)”. 富士通研究所. 2018年12月27日閲覧。
  2. ^ 世界が認めた次世代光通信の本命、量子ドットレーザ”. ITmedia エンタープライズ. ITmedia. p. 2/3 (2006年12月26日). 2018年12月27日閲覧。

参考文献

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  • 菅原充, 向井剛輝, 中田義昭 「半導体量子ドットレーザーの進展」『応用物理』 69巻 11号 2000年 p.1305-1309, doi:10.11470/oubutsu1932.69.1305
  • 荒川泰彦 「量子ドットレーザの展望」『電子情報通信学会誌』 85巻 11号 p.826-833, NAID 110003228790
  • 天野建, 菅谷武芳, 小森和弘 「高密度高均一量子ドットを用いた量子ドットレーザ」『電子情報通信学会技術研究報告. LQE, レーザ・量子エレクトロニクス』 105巻 455巻 2005年 p.45-48, NAID 110003495053.
  • 荒川泰彦 「量子ドットレーザの発展 : 提案から市場化までの30年」『電子情報通信学会技術研究報告. OPE, 光エレクトロニクス』 112巻 98巻 2012年 p.47-52, NAID 110009588610.

関連項目

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外部リンク

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