金井淑子
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金井 淑子(かない よしこ、1944年 - )は、日本の女性学研究者。専門は、倫理学とフェミニズム・ジェンダー研究。立正大学文学部哲学科教授を歴任。
略歴
[編集]東京教育大学大学院文学研究科修士課程修了。横浜国立大学教育人間科学部教授、同大学院環境情報学府教授、2010年定年退任、立正大学教授。2015年定年退任。
著書
[編集]単著
[編集]- 『転機に立つフェミニズム』(毎日新聞社, 1985年)
- 『ポストモダン・フェミニズム―差異と女性』(勁草書房, 1989年)
- 『女性学の練習問題―Hanakoと婦人のはざまで』(明石書店, 1991年)
- 『フェミニズム問題の転換』(勁草書房, 1992年)
- 『女性学の挑戦―家父長制・ジェンダー・身体性へ』(明石書店, 1997年)
- 『異なっていられる社会を―女性学/ジェンダー研究の視座』(明石書店, 2008年)
- 『依存と自立の倫理―「女/母」(わたし)の身体性から』(ナカニシヤ出版,2011年)
- 『倫理学とフェミニズム ジェンダー、身体、他者をめぐるジレンマ』(ナカニシヤ出版,2013年)
編著
[編集]- 『ワードマップ 家族』(新曜社, 1988年)
- 『女性学という異文化体験―ウーマン・カレッジin新潟三区』(明石書店, 1992年)
- 『ファミリー・トラブル―近代家族/ジェンダーのゆくえ』(明石書店, 2006年)
- 『身体とアイデンティティ・トラブル―ジェンダー/セックスの二元論を超えて』(明石書店, 2008年)
- 『“ケアの思想”の錨を―3.11、ポスト・フクシマ“核災社会”へ』(ナカニシヤ出版,2014年)
共編著
[編集]- (加納実紀代)『女たちの視線――生きる場のフェミニズム』(社会評論社, 1990年)
- (池田祥子・加納実紀代他)『「女の時代」を旅する:フェミニズム1990』(ユック社, 1990年)
- (江原由美子)『フェミニズム』(新曜社, 1997年)
- (江原由美子)『フェミニズムの名著 50』(平凡社, 2002年)
- (細谷実)『身体のエシックス/ポリティクス―倫理学とフェミニズムの交叉』(ナカニシヤ出版, 2002年)
- (越智貢・川本隆史・高橋久一郎・中岡成文・丸山徳次・水谷雅彦) 『岩波 応用倫理学講義 5 性/愛』(岩波書店, 2004年)
- (竹内聖一) 『ケアの始まる場所 ―哲学・倫理学・社会学・教育学からの11章―』(ナカニシヤ出版,2014年)
共訳書
[編集]- (石川玲子)ダイアナ・ギティンス『家族をめぐる疑問―固定観念への挑戦』(新曜社, 1990年)
- (斉藤正美・永井光代・加野彩子・佐藤和代)スーザン・J・ヘックマン 『ジェンダーと知―ポストモダン・フェミニズムの要素』(大村書店,1995年)
脚注
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