金城貯蔵銀行
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金城貯蔵銀行(きんじょうちょぞうぎんこう)は、明治期から大正期の貯蓄銀行。1899年(明治32年)、愛知県宝飯郡牛久保町(現・豊川市)に設立された。1926年(大正15年)解散。
沿革
[編集]1899年(明治32年)、愛知県宝飯郡牛久保町に「宝飯貯蓄銀行」(ほいちょちくぎんこう)として設立[1]。1906年(明治39年)、金城銀行の傘下に入り、本店を同行本店内に移転すると共に「金城貯蔵銀行」に改称。1917年(大正6年)、金城銀行が名古屋銀行(東海銀行の前身の一つ)に吸収合併されたため、名古屋銀行傘下となる[1]。1921年(大正10年)、普通銀行に転換し金城貯蔵銀行から「金城銀行」に改称するも[1]、営業不振に伴い1926年(大正15年)に解散した。
略歴
[編集]- 1899年(明治32年)9月13日:「宝飯貯蓄銀行」として設立
- 1906年(明治39年)6月18日:金城銀行の傘下に入り「金城貯蔵銀行」に改称
- 1906年(明治39年)8月26日:本店を金城銀行本店内に移転[2]
- 1908年(明治41年):金城銀行の貯蓄部を統合[2]
- 1921年(大正10年):普通銀行に転換し「金城銀行」に改称
- 1926年(大正15年)6月2日:解散命令
- 1926年(大正15年)7月5日:解散登記
脚注
[編集]- ^ a b c 早川大介「明治・大正期の愛知県における貯蓄銀行の展開と再編 ―貯蓄銀行条例から貯蓄銀行法へ―」『愛知県史研究』第19巻、2015年、1-14頁、2022年7月30日閲覧。
- ^ a b 東海銀行行史編纂委員 編「吸収銀行の略歴 - 金城銀行」『東海銀行史』東海銀行、1961年10月1日、35頁。doi:10.11501/9502466。