金塊争奪
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金塊争奪 | |
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Haunted Gold | |
監督 | マック・V・ライト |
脚本 | アデール・バフィントン |
製作 | レオン・シュレジンガー |
出演者 | |
音楽 | John Peasano |
撮影 | ニコラス・ムスラカ |
編集 | ウィリアム・クレメンス |
製作会社 | Leon Schlesinger Studios |
配給 | ワーナー・ブラザース |
公開 |
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上映時間 | 58分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
『金塊争奪』(きんかいそうだつ、Haunted Gold)は、プレコード時代のアメリカ合衆国で制作された1932年の映画で、マック・V・ライトが監督し、ジョン・ウェインが主演した西部劇映画[1]。この作品は、ケン・メイナードと彼の馬ターザン (Tarzan) が主演した1928年の映画『爆撃乱闘 (The Phantom City)』のリメイクである。
ハリウッドに映画制作倫理綱領(ヘイズ・コード)が導入される2年前に制作された作品であり、黒人の登場人物クラレンス (Clarence) に関わるいくつもの人種差別的な表現などが含まれている。クラレンスは、ハリー・ウッズが演じるライアンから「ダーキー (Darkie)」や「サンボ (Sambo)」と呼ばれ、ギャングたちには「スイカのアクセント (the watermelon accent)」で喋る奴だと言われる。ウェインが演じる主人公メースンも、ある場面でクラレンスを「ボーイ (boy)」と呼ぶ[2]。
あらすじ
[編集]ジョン・メースンとジャネット・カーターは、それぞれ手紙に呼び寄せられ、廃坑となって久しい金鉱山サリー・アン鉱山を訪れ、知り合う。二人の父たちは、何十年も前にこの鉱山を共同で開発していた。やがて悪漢ジョー・ライアンもここへ来るが、彼の父はかつて金鉱の権利書を不法に奪っていた。ジョンとジャネットは権利書を取り戻そうとするが、亡霊の仕業とされる現象が次々と起きる[3]。
キャスト
[編集]- ジョン・ウェイン - ジョン・メースン (John Mason)
- シーラ・テリー - ジャネット・カーター (Janet Carter)
- ハリー・ウッズ - ジョー・ライアン (Joe Ryan)
- アーヴィル・アルダーソン - トム・ベネディクト (Tom Benedict)
- オットー・ホフマン - ベネディクトの召使いサイモン (Simon - Benedict's Servant)
- マーサ・マトックス - ハーマン夫人 (Mrs Herman)
- ブルー・ワシントン - クラレンス・ワシントン・ブラウン (Clarence Washington Brown)
- デューク (Duke) - ジョン・ウェインの馬
脚注
[編集]- ^ “Haunted Gold”. TCM. 2018年3月24日閲覧。
- ^ Haunted Gold - IMDb
- ^ 金塊争奪(1932) - MOVIE WALKER PRESS