金峰神社 (美濃市)
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金峰神社 | |
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所在地 | 岐阜県美濃市片知猿洞 |
位置 | 北緯35度35分50.43秒 東経136度54分40.29秒 / 北緯35.5973417度 東経136.9111917度 |
主祭神 | 蔵王権現 |
創建 | 天暦年間 |
金峰神社(かねみねじんじゃ[1])は、岐阜県美濃市片知にある神社。『高賀山信仰』における中心的な社(高賀山六社)の一社である。
概要
[編集]高賀山を囲む高賀山六社の1社で、板取川(長良川の支流)の支流の片知川沿いにある。
なお周辺集落では金峰神社(かねみねじんじゃ)と呼ばれる。
祭神
[編集]※ 実際の御神体は、阿弥陀如来、十一面観世音菩薩、地蔵菩薩であるという。また、3体の仏像の脇には金剛蔵王と天部が祀られている。
由緒
[編集]社伝によると、天暦年間(10世紀中頃)、この地に妖怪さるとらへびが住み付き、村人に危害を加えているのを聞いた朝廷が、藤原高光をこの地に遣わした[2]。高光が最初にさるとらへびを見つけたのがこの地とされる。このことから地名を「形知」(現在の片知)と名づけ、形知の社として創建したのが始まりと伝わる。後に高賀山一帯は、美濃国の霊山として崇められた。修験道の影響を受け、江戸時代以前に蔵王権現社に改称する。明治時代初期、金峰神社に改称する。これは奈良県の金峯神社に由来すると伝わる。
高賀山六社
[編集]高賀山を主峰とした山(瓢ケ岳、今渕ケ岳、片知山など)の山麓にあり、高賀山を囲む6つの神社。かつては六社めぐりという、この6社を尾根伝いに1日で歩いて巡る苦行が存在した。
交通機関
[編集]- 岐阜バス:牧谷線「金門橋」バス停下車。
脚注
[編集]- ^ “金峰神社詳細 - 岐阜県神社庁”. 2022年10月30日閲覧。
- ^ 承平3年(933年)の説もあるが、藤原高光の生誕年との矛盾がある。