金明植 (軍人)
金明植 | |
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各種表記 | |
チョソングル: | 김명식 |
発音: | キム・ミョンシク |
英語表記: | Kim Myong-sik |
金 明植(金明食[1]、キム・ミョンシク、朝鮮語: 김명식)は、朝鮮民主主義人民共和国の軍人、政治家。朝鮮労働党中央委員会委員。朝鮮人民軍における軍事称号(階級)は海軍大将。
東海艦隊司令官、朝鮮人民軍海軍司令官、朝鮮人民軍総参謀部副総参謀長などを歴任。
経歴
[編集]出生地や生年月日など詳しいことはわかっていない。2009年に東海艦隊司令官に就任し、2011年には海軍代表団を率いてロシアを訪問し太平洋艦隊を視察した[2]。2012年に中将に昇進した[3]。
2013年3月に少将に降格したが、同年4月に中将に復帰し、朝鮮人民軍海軍司令官に任命された。2014年には最高人民会議第13期代議員に選出された。2014年には上将に昇進したが2015年に海軍司令官を解任された。この人事は2014年末に実戦配備されていた魚雷艇が蒸発し、原因も不明のままだったことから罷免されたとされる[4]。
2016年3月に中将に降格の上朝鮮人民軍総参謀部副総参謀長に任命された[5]。同年5月に朝鮮労働党中央委員会委員候補に選出された。2017年に上将に昇進し、海軍司令官に再任され、党中央委員会委員に昇格した[6]。
2019年には大将に昇進し[7]、4月23日に青島市で行われた中国人民解放軍海軍創設70周年記念式典に出席した[8]。
2020年10月10日に開催された朝鮮労働党創建75周年慶祝閲兵式では、海軍閲兵縦隊を率いて行進した。
2021年2月24日に開催された、朝鮮労働党中央軍事委員会第8期第1回拡大会議にて海軍司令官から退任した。2021年7月、大将から上将、同年12月に上将から中将に降格したが、2022年4月、大将に返り咲いた[9]。
脚注
[編集]- ^ 金正恩総書記が海軍節に際して朝鮮人民軍海軍司令部を祝賀訪問 — 朝鮮中央通信
- ^ “北朝鮮の港はロシア海軍の軍港となるか”. Yahoo!ニュース. (2015年2月2日)
- ^ “金正日に大元帥の称号”. デイリーNK. (2012年2月15日)
- ^ ““북 해군사령관 어뢰정 사건 후 철직”” (朝鮮語). 自由アジア放送. (2015年2月19日)
- ^ “朝鮮人民軍の指導部が勢ぞろい…北朝鮮メディア報道”. デイリーNK. (2016年3月21日)
- ^ “朝鮮労働党中央委員会の総会…金与正氏が党中央委員に”. デイリーNK 2017-10-08
- ^ “金正恩氏、軍将官ら36人の昇格を命令”. デイリーNK. (2019年4月14日). p. 2
- ^ “北朝鮮の海軍司令官が訪中”. デイリーNK. (2019年4月22日)
- ^ “北朝鮮 左遷された軍幹部を昇格=金主席生誕記念し結束図る狙い”. 朝鮮日報. (2022年4月14日)
参考サイト
[編集] 朝鮮民主主義人民共和国
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