金熙虎
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名前 | ||||||
カタカナ | キム・ヒホ | |||||
ラテン文字 | KIM Hee-Ho | |||||
ハングル | 김희호 | |||||
基本情報 | ||||||
国籍 | 韓国 | |||||
生年月日 | 1981年6月26日 | |||||
出身地 | 大韓民国 | |||||
没年月日 | 2021年7月7日(40歳没) | |||||
■テンプレート(■ノート ■解説)■サッカー選手pj |
金 熙虎(キム・ヒホ、朝鮮語: 김희호、1981年6月26日 - 2021年7月7日)は、大韓民国出身のサッカー指導者。
来歴
[編集]ソウル体育高等学校、仁川大学校までは選手としてプレー。しかし大学時代に負った怪我などの影響で選手生活にピリオドを打ち、指導者の道に進んだ。イギリスへ留学し英語を一から学んだ後、イギリス国内のスポーツ分野で有名なウェールズ大学カーディフ校大学院のコーチング科学の修士課程を修了。2008年に韓国人として初めてUEFA公認B級コーチライセンスを取得。取得の際には、オーレ・グンナー・スールシャール、ライアン・ギグス、ガリー・ネヴィルとともにFAが主催する指導者コースの教育を受けた[1]。
2009年に帰国した後は、大韓サッカー協会の通訳などで活躍。2010年から尹晶煥がヘッドコーチ(後に監督)を務める日本のサガン鳥栖のコーチに就任した[2]。尹晶煥とは坡州NFC(サッカー韓国代表ナショナルトレーニングセンター)で前年出会っていた[3]。2012年4月7日のJ1第5節名古屋グランパス戦で、前の試合で退席処分を受けた影響で1試合のベンチ入り停止処分を受けた尹晶煥に代わり、監督代行として指揮を執った[4]。なおこの時30歳9カ月と12日とJリーグ史上最年少で指揮を執っている。
尹がチームを去った2015年以降は韓国のクラブでコーチを務め、2018年は湘南ベルマーレのコーチも務めた[5]が、2019年に鳥栖に復帰。ルイス・カレーラスの退任に伴い金明輝が監督に就任すると、ヘッドコーチとして金を支えた。9月23日、アカデミーコーチへの異動とが発表された[6]。
2020年、チョン・ジョンヨンの招きを受けてソウルイーランドFCのコーチを務めていたが、2021年7月7日に亡くなったことがソウルイーランドFCから発表された[7]。コーチとして在籍した鳥栖および湘南も公式サイトで哀悼の意を表した[8][9]。
学歴
[編集]指導歴
[編集]- 2009年 KFC テクニカルコーチ コーチ
- 2010年 - 2014年 サガン鳥栖 コーチ
- 2015年 ソウルイーランドFC コーチ[10]
- 2016年 釜山アイパーク コーチ[5]
- 2017年 城南FC コーチ[5]
- 2018年 湘南ベルマーレ コーチ[5]
- 2019年 サガン鳥栖
- 2020年 - 2021年 ソウルイーランドFC コーチ
脚注
[編集]- ^ 프리미어리그 감독을 꿈꾸는 한국 청년 '김희호'YOUNG SOCCER(영싸커)2008年7月11日
- ^ 2010サガン鳥栖 トップチーム新体制のお知らせサガン鳥栖 OFFICIAL WEB SITE、2010年1月17日
- ^ 한국인 최초 UEFA지도자 김희호 “솔샤르·긱스·네빌과 함께 교육Daum、2011年12月28日
- ^ 名古屋が今季初の公式戦連勝、決勝点の永井「期待してください」ゲキサカ、2012年4月7日
- ^ a b c d “[2018 TOP TEAM] KIM HEE HO «”. 湘南ベルマーレ. 2018年9月9日閲覧。
- ^ a b 『トップチームのヘッドコーチに関するお知らせ』(プレスリリース)サガン鳥栖、2019年9月23日 。2019年9月23日閲覧。
- ^ “サガン鳥栖や湘南ベルマーレでコーチ務めた金熙虎(キム・ヒホ)さんが死去…ソウルイーランドが発表”. スポーツソウル. (2021年7月7日) 2021年7月7日閲覧。
- ^ 『金 熙虎(キム ヒホ)氏の訃報にあたって』(プレスリリース)サガン鳥栖、2021年7月8日 。2021年7月8日閲覧。
- ^ 『キム ヒホ氏の訃報に接して』(プレスリリース)湘南ベルマーレ、2021年7月8日 。2021年7月8日閲覧。
- ^ 『金熙虎コーチ ソウル・イーランドFC トップチームコーチ就任のお知らせ』(プレスリリース)サガンドリームス(サガン鳥栖)、2014-/12-22 。2015年1月25日閲覧。
- ^ “金熙虎(キムヒホ)氏 コーチ就任のお知らせ”. サガン鳥栖 (2019年1月13日). 2019年1月13日閲覧。
- ^ “コーチングスタッフ変更のお知らせ”. サガン鳥栖 (2019年5月7日). 2019年5月7日閲覧。