金田宏
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金田 宏(かねだ ひろし、1953年 - )は北海道札幌市在住の日本のアマチュア天文家である。
小惑星番号3720番の北海道を始め、1987年から2000年の間に、釧路市において上田清二とともに705個の小惑星を発見した[1]。
また、2007年12月25日には新星こぎつね座V459を[2]、翌年3月7日には新星はくちょう座V2468[3]を発見している[4]。2012年7月7日には新星いて座V5592を独立発見している[5]。
ほかに新天体ではないが、2008年9月10日に板垣公一とともに発見した彗星は1897年1月以来111年間行方不明となっていたD/1896 R2 ジャコビニ彗星の再発見であった[6]。また彗星発見用のソフトウェアを自作しており、板垣もこのソフトを用いて彗星を発見している[7]。
著書・執筆
[編集]- 『野外星図 星座がわかる星空の地図』 - ISBN 978-4-416-71718-9(誠文堂新光社、2017年8月9日)
出典
[編集]- ^ https://www.minorplanetcenter.net/iau/lists/MPDiscsNum.html
- ^ “札幌の金田さん、こぎつね座に増光中の新星を発見”. アストロアーツ. 2021年6月19日閲覧。
- ^ “札幌市の金田宏さん、はくちょう座に新星を発見”. アストロアーツ. 2021年6月19日閲覧。
- ^ “CBAT List of Novae in the Milky Way”. Central Bureau for Astronomical Telegrams. 2021年6月19日閲覧。
- ^ “七夕の夜、西山さんと椛島さんがいて座に新星を発見”. アストロアーツ. 2021年6月19日閲覧。
- ^ “No.412: 板垣さん、金田さん、一世紀にわたって行方不明だった彗星を再発見”. 国立天文台. 2021年6月19日閲覧。
- ^ “山形の板垣さん、初めて彗星に名刻む 超新星の第一人者”. 朝日新聞社. 2021年6月19日閲覧。