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金省徳

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
金 省徳
Kim, Seong-Deok
個人情報
生誕 (1967-01-12) 1967年1月12日(57歳)
兵庫県神戸市長田区
身長176 cm (5 ft 9 in)
スポーツ
日本の旗 日本
競技ITFテコンドー
重量級ミドル級
獲得メダル
日本の旗 日本
男子 ITFテコンドー
世界選手権
1990年 (第7回)
カナダの旗 モントリオール
ミドル級
全日本選手権
1990年 (第1回) ミドル級
1991年 (第2回) ミドル級
1992年 (第3回) ミドル級
1994年 (第5回) ミドル級
1995年 (第6回) ミドル級
アジア選手権
2002年 (第2回)
モンゴル国の旗 ウランバートル
4段型

金省徳 (キム・ソンドク、1967年1月12日 - ) は、ITFテコンドーの指導者・8段/師賢 (マスター)。

経歴

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幼年期・少年時代

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日本のITFテコンドー黎明期〜選手時代

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  • 1985年、大学入学後、東京多摩地区でテコンドーを学ぶ大学の先輩と共に学内でテコンドー部発足を企画しながら、日曜以外は毎日3~4時間のテコンドー漬けの日々を送る。また、このころから頻繁に来日していたテコンドー創始者崔泓熙や、ITF草創期古参指導者たちのセミナーへ積極的に参加し、時折、食事の席も共にしながら技術享受に余念なく励む。
  • 1989年、大学卒業にともない、当時の日本国際テコンドー協会会長 (後のITF筆頭副総裁) より手紙を受け取り、テコンドーを生涯武道と決心。会長ファミリーの経営する会社に入社し、日本でのテコンドー普及に邁進する。
  • 1990年、世界選手権(カナダ)のスパーリング部門で日本初の銀メダルを獲得。
  • 1993年、当時ITF本部のあったカナダへ武者修行に出ていた直系弟子の芝上和明が、オールカナディアン選手権に参戦しスパーリング部門で日本初の優勝を果たす。
  • 1994年、「テコンドー キムズジム」を開設。
  • 1997年早稲田大学テコンドークラブ発足と同時に監督を務める。

国際師範時代

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師賢 (マスター) 時代

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  • 2014年9月、ジャマイカにて7段に昇段。師賢 (マスター) の称号を授与。(審査官: ITF技術委員長・ヘクター・マラノ師聖)
  • 2015年、世界選手権スペインベニドルムにて日本代表選手団監督、極東アジア選手権大会ロシア・ウスリースク日本代表監督、日中露合同練習会指導。
  • 2016年ハンガリーブダペストにおけるITF総会へナショナル・アソシエーション代表として参加。
    同年、一般社団法人日本ITFテコンドー協会副会長就任。
  • 2017年アイルランドダブリンにおけるITF総会へナショナル・アソシエーション代表として参加。
  • 2018年オーストラリアシドニーにおけるITF総会へナショナル・アソシエーション代表として参加。
  • 2023年、フィンランド・タンペレにて8段に昇段。(審査官: ITF技術委員長・ヘクター・マラノ師聖)

主な戦績[2]

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  • 1987年 - 首都圏大会ミドル級優勝
  • 1988年 - 東京都大会ミドル級準優勝
  • 1989年 - 第13回世界学生祝典 模範競技参加 (北朝鮮・平壌)
  • 1990年 - 第1回 全日本テコンドー選手権大会 ミドル級 優勝
  • 1990年 - 第7回 世界テコンドー選手権大会 ミドル級 準優勝 (カナダモントリオール)
  • 1991年 - 第2回 全日本テコンドー選手権大会 ミドル級 優勝
  • 1992年 - 第3回 全日本テコンドー選手権大会 ミドル級 優勝
  • 1994年 - 第5回 全日本テコンドー選手権大会 モランボンカップ '94 ミドル級 優勝
  • 1995年 - 第6回 全日本テコンドー選手権大会 モランボンカップ '95 ミドル級 準優勝
  • 2002年 - アジアテコンドー選手権大会 トゥル4段の部 第3位入賞 (モンゴルウランバートル)

関連項目

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脚注

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外部リンク

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