金野貴明

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
金野 貴明
出身地 日本の旗 日本岩手県一関市
職業
活動期間 1996年 -
レーベル ティートックレコーズ
公式サイト www.konnotakaaki.net

金野 貴明(こんの たかあき)は、音楽家音楽プロデューサー[1]

株式会社ティートックレコーズ 代表取締役としてレーベルを設立し、自身のソロ活動・バンドプロジェクトの他、トータルサウンドアーティストとして、ジャズ・クラシック・邦楽と様々なジャンルの作品をプロデュースしている。

経歴[編集]

  • 1996年 - 音楽プロデューサーの佐藤宣彦を迎えて楽曲制作を開始。自身が憧れるアーティスト井出泰彰から楽曲提供を受けライヴ活動も開始。
  • 1999年12月 - 不慮の事故により、顎・頬など全6箇所を複雑骨折。アーティスト復帰不可能宣告を受ける。
  • 2000年11月 - 1stアルバム『リファレンス』をリリース。怪我の後遺症を乗り越え活動を再開。この頃から楽曲提供の依頼を受け、クリエーター、声優、主演映画なども経験。
  • 2004年11月 - 「有限会社ティートックレコーズ」を設立。 次世代アーティストのプロデュースを開始。
  • 2006年11月 - 増資に伴い「株式会社ティートックレコーズ」に社名変更。
  • 2006年 - プロデューサー・トータルエンジニアとして、秋吉敏子のコンサート&ライヴレコーディングを手がけ、ジャズディスク大賞を受賞。この作品は皇后に献上され、三大宮様勲章「東久邇宮文化褒賞」など5部門で受賞する。
  • 2008年5月 - 株式会社ティートックレコーズが「社団法人日本レコード協会」に加盟。
  • 2011年 - 東日本大震災後、「世界中からの支援に対し被災地から“ありがとう”の感謝の想いを届けるプロジェクト」を立ち上げる。岩手、宮城、福島、千葉、茨城の5県12箇所の被災地で歌い手の一般公募を集い、自身が書き上げた“被災地発信ソング「未来への扉」”を被災地在住700人の大合唱でCD化。 CD売上は、被災地から世界中の貧困に苦しむ子供たちへ向け寄付をし、世界中に感謝の想いを届ける。
  • 2011年12月 - 高音質レコーディングスタジオ「ティートックスタジオ」を茨城県常総市に建設(2020年12月に内装リニューアル)[2]
  • 2013年 - 台湾で開催された「ミュージックビジネスセミナー」に日本の音楽業界代表として参加し、台湾政府から表彰。
  • 2017年10月 - バンドプロジェクト「アニソン・エボリューション」を結成
  • 2019年12月 - 音楽人生25周年を記念したベスト「Gold Best」をリリース。ゲスト:菅沼幸三
  • 2021年10月 - ティートックジャズフェスティバル企画・運営
  • 2021年11月 - ティートッククラシックフェスティバル企画・運営

主な受賞歴[編集]

プロデューサー・エンジニア関連[編集]

2006年
  • 『秋吉敏子/渡米50周年日本公演』スイングジャーナル選定「ゴールドディスク賞」2006年度ジャズディスク大賞「日本ジャズ賞特別賞」「東久邇宮文化褒賞(日本の三大宮様勲章)」受賞
2009年
  • 『彩花-iroha-/Dear Souls』スイングジャーナル選定「ゴールドディスク賞」2009年度ジャズディスク大賞「最優秀録音賞」受賞。
  • マーサ三宅/Softly as I Leave You』ミュージックペンクラブ「最優秀録音・録画賞」受賞。
2010年
  • 『KBS TRIO/What am I here for(ベニー・グリーン参加)』スイングジャーナル選定「ゴールドディスク賞」受賞。
  • 『KANKAWA/ORGANIST』ポーランド最高峰「2011ベストレコーディングディスク」選抜、ジャズオーディオ大賞」受賞。
2020年
  • 『里見紀子/至上の愛』ジャズジャパン2019アワード「高音質ソフト部門最優秀録音賞」受賞[3]
2022年
  • 『遠藤律子ピアノトリオ/スワンレイク』ジャズジャパン2021アワード「高音質ソフト部門最優秀録音賞」受賞[4]

オーディオ関連開発[編集]

  • 2016年・2017年
    • 『ハイディフィニション・ケース(音質改善ディスクケース)』オーディオ銘機賞「金賞」受賞

ソロ活動[編集]

CDリリース[編集]

  • 2000年11月:1stアルバム『リファレンス』
  • 2005年4月:2ndアルバム『リベンジ』
  • 2008年2月:マキシシングル「アメージング・ライフ」
  • 2015年6月:3rdアルバム『アニメうた~レジェンド・オヴ・ヘッドホン~』
  • 2019年12月:ベスト・『Gold Best』

ライヴ出演等[編集]

  • 2015年1月:ティートックレコーズ設立10周年記念イベント出演
  • 2015年:FMラヂオつくば『金野貴明のオーディオグレート』 パーソナリティー、ハイレゾ録音による番組を発案
  • 2016年7月:フランス(パリ)開催「2016ジャパンエキスポ」出演、イギリス(ロンドン)開催「2016ハイパージャパン」に出演[5][6][7]
  • 2017年2月・9月・2018年1月:
    • タイ(バンコク)開催「ジャパンエキスポ in タイランド」出演
  • 2018年4月:「ニコニコ超会議2018」出演
  • 2018年7月:イギリス(ロンドン)開催「ハイパージャパン2018」出演
  • 2019年8月:「24時間チャリティーコンサートin岩手」出演
  • 2019年11月 :Gold Bestレコード発売&ティートックレコーズ設立15周年記念ライヴ出演
  • 2020年4月 :FMかつしか『夜ドン!』ラジオパーソナリティーとして開始
  • 2021年12月:ティートックレコーズ設立17周年記念ライヴ出演

企画プロジェクト[編集]

  • 2012年10月:東日本大震災被災地から“ありがとう”の感謝の想いを届けるプロジェクト 被災地発信ソング「未来への扉」リリース
  • 2017年10月:バンドプロジェクト「アニソン・エボリューション」結成。
  • 2018年1月、アニソン・エボリューション ファーストアルバム『アニソン・トリビュートvol.1』リリース

脚注[編集]

出典[編集]

  1. ^ (日本語) シンガー・金野貴明(Takaaki Konno)がフランスのJapan Expoに刻んだ足跡 ~エキスポインタビュー~, https://www.youtube.com/watch?v=kqFChCWgahk 2022年9月9日閲覧。 
  2. ^ 「jazzLife 2021年10月号」2021年9月14日発行 P27 P28
  3. ^ 「ジャズジャパンvol.116」2020年3月発行 特集5
  4. ^ 「ジャズジャパンvol.138」2022年1月24日発行 P58
  5. ^ 「読売新聞 茨城県版」2016年9月2日朝刊
  6. ^ 「岩手日報」2016年9月
  7. ^ 「ジャズジャパンvol.73」2016年8月発行

関連項目[編集]

外部リンク[編集]