針谷卓史
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針谷 卓史(はりや たくし、1977年 - )は、日本の小説家。
経歴・人物
[編集]慶應義塾大学文学部国文学科卒業。2006年、投稿作「針谷の小説」で第13回三田文学新人賞を受賞しデビュー。本業は高校教諭である。現在は国際基督教大学高等学校に勤めている。現代文、及び言語文化を教えている。
作品リスト
[編集]単行本
[編集]- 長編
- 『花散里』(講談社BOX、2008年6月2日) ISBN 978-4-06-283667-8 (イラスト:撫子凛)
- 『これで、ハッピーエンド。』(講談社BOX、2010年12月1日) ISBN 978-4-06-283766-8
- 『前夜祭』(二見ホラー×ミステリ文庫、2021年12月20日)ISBN 978-4576212050 (イラスト:遠田志帆)
- 短編集
- 『針谷の短篇集』(講談社BOX、2008年10月1日、298ページ) ISBN 978-4-06-283676-0 (イラスト:撫子凛)
参加アンソロジー・共著
[編集]「」内が針谷の作品
- 『Powers Selection 新走』(講談社、2011年5月)「ガラパゴス・エフェクト」
- 『世にも奇妙なストーリー 百壁町の呪い』(西東社、2017年8月)分担箇所不明。
- 『世にも奇妙なストーリー 鏡凪町の祟り』(西東社、2018年1月)「逃げろ!」「ボーリング場」「アンプからもれる声」「海辺の少女」
- 『世にも奇妙なストーリー 闇巣喰う町』(西東社、2018年6月)「置き土産」「ラブレター」「通気口からもれるにおい」「屋上で見たモノ」「防犯カメラの女」
- 『世にも奇妙なストーリー 影彷徨う町』(西東社、2018年9月)「答案用紙」「吹奏楽部の合宿」「マンガのつづき」「町にひそむモノたち」「隣の部屋の手紙」
- 『世にも奇妙なストーリー 呪いの螺旋』(西東社、2019年8月)「忘却踏切の怪」「散髪屋」「その話、知ってるよ」「花束」「共感小説」
単行本未収録作品
[編集]- 小説
- 「うみかぜ」(『パンドラ』Vol.2 SIDE-A、講談社、2008年10月)
- 「恋のカーニバル」(『パンドラ』Vol.2 SIDE-B、講談社、2008年12月)
- 「ハンカチ落とし」(『群象』、講談社BOX非公認サークル パンドラBETA、2009年12月6日) - 第9回文学フリマで販売
- 「精霊かずら」(『三田文学』No.113(春季号)、2013年4月)
- 「精霊風」(『三田文学』No.132(冬季号)、2018年1月)
- 「直進する絆」(『三田文学』No.141(春季号)、2020年4月)
- その他
- 連載 学力低下の現場から - ヴァーチャルがヤバい【その3】 (『KOBO』vol.5、講談社、2009年6月) - 「新聞に載っていそうな内容なら如何様な物でも掲載可能」という依頼を受けて書かれた、新聞のコラム風の読み物