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鈴木の滝

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
鈴木の滝
所在地 岡山県高梁市
位置 北緯34度51分15.8秒 東経133度21分55.8秒 / 北緯34.854389度 東経133.365500度 / 34.854389; 133.365500
落差 50 m
滝幅 2 m
水系 高梁川水系橋ヶ川
地図
プロジェクト 地形
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鈴木の滝(すすぅぎのたき)は、岡山県高梁市備中町西山にある高梁川支流である成羽川への一次支川、橋ヶ川(はしががわ)[注釈 1][1]にかかる滝である。

概要

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高梁川の支流である成羽川の上流の支流、橋ヶ川にある。落差は全体で約50mで4段[2]。高梁川水系では規模、水量ともに最大の滝である[3][4]。 元々は滝の高さと水量が豊富なことで古くから山伏修験者をはじめとする人たちの修行の滝「禊ぎ(みそぎ)の滝」として知られていてそのように呼ばれていたが「禊ぎ(みそぎ)」が体や心を漱ぐ(すすぐ)の「漱ぎ(すすぎ)」に変化し、更に人の名前の「鈴木(すずき)」に変化したという言い伝えがある[1][5][注釈 2]。 遊歩道と呼ばれるような整備された道はほとんどなく、風倒木が多くあり、細くて起伏の激しい危険を伴う山道を歩いて約15分程を要する。

周辺の施設

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  • 駐車場(乗用車数台分)

交通アクセス

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脚注

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出典

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  1. ^ a b 『西山高原の里の歴史と物語』p343(西山閣, 2007年
  2. ^ 『備中町再発見』p148(岡山文庫, 2020年
  3. ^ a b 観光スポット-鈴木の滝”. 岡山観光WEB. 2021年5月22日閲覧。
  4. ^ a b 鈴木の滝 (すすぅきのたき)”. 山陽新聞Web News. 2021年5月22日閲覧。
  5. ^ 『西山高原の里の歴史と物語』p268(西山閣, 2007年

注釈

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  1. ^ 橋ヶ川とは西山地域内の六日(むいか)から流れる川と吉家(よしえ)川との合流と高山(たかやま)からの川との合流による川で、橋ヶ谷川とも呼ぶ。
  2. ^ 市村栄著書の書籍『千六百年の西山高原の里の歴史と物語』では「漱ぎの滝」を個人名の「鈴木の滝」に変化したのは発音が似ているのでいつとはなく間違ったのではないかと解説している。

参考文献

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  • 市村栄『千六百年の西山高原の里の歴史と物語』西山閣、2007年。 
  • 高見寿『備中町再発見』岡山文庫、2020年。