コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

ケンジ・ステファン・スズキ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
鈴木ステファン健司から転送)
ケンジ・ステファン・スズキ
生誕 1944年
日本の旗 日本 岩手県一関市(旧東磐井郡東山町)
出身校 青山学院大学経済学部中退
コペンハーゲン大学政治経済学部入学
中部ユトランド商科大学会計学部税法学科卒業
職業 S.R.A.Denmark代表
風のがっこう代表
風車運営会社2社の代表
テンプレートを表示

ケンジ・ステファン・スズキ(Kenji Stefan Suzuki、日本名:鈴木健司1944年 - )は、社会起業家、環境活動家。S.R.A.Denmark代表、風のがっこう代表。

現在デンマーク在住だが、年に数回来日し、講演活動などを精力的に行なっている。講演のテーマは環境・福祉・教育など、デンマーク国内の事情に関して多岐に渡る。

経歴

[編集]
  • 1944年 岩手県東磐井郡東山町(現・一関市)に生まれる。
  • 1962年 現在の一関学院高等学校卒業。
  • 1967年 青山学院大学経済学部中退。
  • 1968年 コペンハーゲン大学政治経済学部入学。
  • 1970年 アリイタリア航空勤務。
  • 1971年 在デンマーク日本国大使館勤務、その後農場経営。
  • 1979年 デンマーク国籍取得。
  • 1990年 中部ユトランド商科大学会計学部税法学科卒業。リサーチ会社S.R.A.Denmark設立。デンマークの風力発電機、バイオマスプラントを日本に普及させる事業を手掛ける。
  • 1997年 風のがっこうを設立。デンマークの風力発電、バイオマスプラント、環境教育の視察に訪れる日本人のための研修施設として運営開始。
  • 2002年 京都府竹野郡弥栄町(現・京丹後市)に、風のがっこう京都を町営の環境教育施設として開校、運営協力にあたる。
  • 2004年 風のがっこう栃木と業務提携、研修業務の支援に入る。
  • 2014年 デンマーク風車運営会社(KAMD Aps)の代表に就任。
  • 2015年 デンマーク風車運営会社(OWED Aps)の代表に就任。

著書

[編集]
  • 『デンマークという国 自然エネルギー先進国 「風のがっこう」からのレポート』 (合同出版、2003年)
  • 『デンマークという国 自然エネルギー先進国 増補版 「風のがっこう」からのレポート』 (合同出版、2006年)
  • 『なぜ、デンマーク人は幸福な国をつくることに成功したのか どうして、日本では人が大切にされるシステムをつくれないのか』 (合同出版、2008年)
  • 『デンマークが超福祉大国になったこれだけの理由 ――どこが違うのか!? 安心して暮らせる希望社会と無縁死3万人の国』 (合同出版、2010年)
  • 『消費税25%で世界一幸せな国 デンマークの暮らし』(角川SSC新書、2010年)
  • 『デンマークという国を創った人びと “信頼”の国はどのようにして生まれたのか』(合同出版、2014年)
  • 『Halvtreds år i Danmark』デンマーク在住50年間のまとめとしてデンマーク語で書いた本(出版社デンマーク Skriveforlaget 2022年)

関連文献

[編集]
  • 『再生可能エネルギーの導入に努めるデンマーク農業 発電所を所有する21世紀の農業 ケンジ・ステファン・スズキ氏講演会記録』(農村開発企画委員会編著、農村開発企画委員会、1990年)
  • 『デンマークの風力発電を支える風況調査のノウハウとブレード・チップの問題について』(日本風力エネルギー協会、1993年)
  • 『織物と環境産業の都市 ヘアニング市Herning(デンマーク)』(ジェトロセンサー、1995年)
  • 『デンマークにおける家畜排出物の利用と現状』‐エネルギー利用と政策的支援‐(農村と都市をむすぶ、2000年)
  • 『未来へのメッセージ』‐環境先進国デンマークから前編及び後編‐(食・農・環境季刊情報誌Wa Wa Wa, 2000年春と夏号)
  • 『北欧のエネルギー社会と日本のエネルギーシナリオ』(環境から地域創造を考える総合雑誌びBiocity、2011年)
  • 『デンマークはいかにして出来たか』(Excellent Loving, 日本・デンマーク外交関係樹立150周年記念号、2017年)
  • 『市民参加を義務つけたデンマークの風力発電導入政策とその国情』(日本の科学者、2020年)
  • 『デンマークの気候法-2003年に向けた新しい地球温暖化政策』)日本の科学者 2020年)
  • 『デンマークにおける自然エネルギー導入への市民参加と教育』(日本の科学者 2024年)

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]