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鈴木久男

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

鈴木 久男(すずき ひさお、1924年3月29日[1] - 2005年9月12日)は日本の数学者珠算史研究家、国士舘大学名誉教授。

来歴

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大正13年(1924年)3月29日、東京府南足立郡(現、東京都足立区)に生まれた。昭和25年(1950年)、専修大学商経学部商業学科卒業。昭和33年(1958年)、文部省より珠算史の研究で大学講師の認定を受け、昭和35年(1960年)、国士舘大学政経学部講師。昭和44年(1969年)、同助教授。昭和49年(1974年)同教授。昭和51年(1976年)、日本大学文理学部国文学科卒業。平成5年(1993年)、国士舘大学定年退職、名誉教授の称号を受ける。平成14年(2002年)、勲四等旭日小綬章を受章[2]。平成17年(2005年)9月12日、前立腺癌のため死去、81歳没[1]。昭和55年(1980年)には「珠算史研究学会」を設立する。

主著

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  • 『珠算の歴史』(1964年、富士短期大学出版部)
  • 『計算機器発達史』(1967年、富士短期大学出版部)
  • 『古そろばんの研究』(1973年、富士短期大学出版部)
  • 『ものがたり珠算史』(1979年、寿海出版)

参考文献

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  • 鈴木亮「鈴木久男の学問」(『日本古書通信』72巻7号、2007年7月)

脚注

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  1. ^ a b 『現代物故者事典2003~2005』(日外アソシエーツ、2006年)p.322
  2. ^ 学春の叙勲、褒章―私学人多数”. 全私学新聞 (2002年5月3日). 2023年5月23日閲覧。