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鈴木満男 (人類学者)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
鈴木 満男(鈴木 滿男)
人物情報
生誕 (1926-11-14) 1926年11月14日(98歳)
日本の旗 日本 東京都
国籍 日本の旗 日本
出身校 東京大学大学院社会学研究科文化人類学修士課程修了
学問
研究分野 政治人類学
研究機関 順天堂大学
山口大学
九州女子大学
学位 社会学博士
主な業績 「“漢蕃”合成家族の形成と展開:近代初期における台湾辺疆の政治人類学的研究」(1988年)
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鈴木 満男(鈴木滿男、すずき みつお、1926年11月14日 - 2004年12月24日[1])は、日本政治人類学者。

略歴

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1926年、東京都生まれ。東京大学大学院社会学研究科文化人類学修士課程を修了。

順天堂大学医学部助教授、同大学教授となった。山口大学教授。1988年、学位論文『“漢蕃”合成家族の形成と展開:近代初期における台湾辺疆の政治人類学的研究』を東京大学に提出して社会学博士号を取得[2]。1990年に山口大学を定年退官。その後は、九州女子大学教授として教鞭をとった[3]ソウル大学法科大学外国人招聘教授も務めた。

研究内容・業績

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葦津珍彦の弟子で『葦津珍彦著作集』(神社新報社、全3巻)の解題も執筆した。

著作

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著書
  • 『マレビトの構造 東アジア比較民俗学研究』三一書房 1974
  • 華麗島見聞記 東アジア政治人類学ノート』思索社 1977
  • 柳田折口以後 東アジアにおける<民俗>のトポス』世界書院 ぷろぱあ叢書 1991
  • 『環東シナ海の古代儀礼 巨樹、東海浄土、そして水の霊との聖婚』第一書房 1994
  • 『「帝国の知」の喪失 戦後日本・再考-東アジアの現地から』展転社 1999
  • 『日本人は台湾で何をしたのか 知られざる台湾の近現代史』国書刊行会 2001
翻訳
論文

脚注

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  1. ^ 編集担当者の追悼より”. https://ritouki-aichi.com. 2021年7月13日閲覧。
  2. ^ 学位論文
  3. ^ 『現代日本人名録』2002年