鈴木直 (社会思想史学者)
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鈴木 直(すずき ただし、1949年 - )は、日本の社会思想史学者。東京医科歯科大学教授を経て、東京経済大学教授。
人物
[編集]東京都生まれ。1968年金沢大学教育学部附属高等学校卒業、1973年東京大学教養学部教養学科ドイツ分科卒業、1976年同大学院比較文学比較文化博士課程退学、1979年東京医科歯科大学助教授、1992年同大学教授、2009年東京経済大学経済学部教授(社会思想史)[1][2]。
著書
[編集]翻訳
[編集]- イレネウス・アイブル=アイベスフェルト『戦争と平和 その行動学的研究』三島憲一共訳 思索社 1978
- H.フォッケ,U.ライマー『ヒトラー政権下の日常生活 ナチスは市民をどう変えたか』山本尤共訳 社会思想社 1984
- ゲルト・ルーゲ『ゴルバチョフ』深沢雅子共訳 平凡社 1991
- マルティン・ヴァイン『ヴァイツゼッカー家』山本尤、鈴木洋子共訳 平凡社 1993
- アレクサンダー・シュタールベルク『回想の第三帝国 反ヒトラー派将校の証言1932-1945』平凡社 20世紀メモリアル 1995
- 『ジンメル・コレクション』ゲオルク・ジンメル 北川東子編・共訳 1999 ちくま学芸文庫
- ヨアヒム・フェスト『ヒトラー 最期の12日間』岩波書店 2005
- 『マルクス・コレクション 資本論 第1巻』今村仁司,三島憲一共訳 ちくま学芸文庫 2005
- エアハルト・ベーレンツ『続・5分でたのしむ数学50話』岩波書店 2008 岩波現代文庫、2019
- 『マルクス・コレクション 2』「ドイツ・イデオロギー(抄) 」麻生博之,今村仁司, 三島憲一共訳「コミュニスト宣言」三島憲一共訳 ちくま学芸文庫 2008
- ユルゲン・ハーバーマス『引き裂かれた西洋』大貫敦子,木前利秋,三島憲一共訳 法政大学出版局 叢書・ウニベルシタス 2009
- ユルゲン・ハーバーマス『ああ、ヨーロッパ』三島憲一,大貫敦子共訳 岩波書店 2010
- ルドルフ・タシュナー『数の魔力 数秘術から量子論まで』岩波書店 2010
- ウルリッヒ・ベック『〈私〉だけの神 平和と暴力のはざまにある宗教』岩波書店 2011
- ヴォルフガング・シュヴェントカー『マックス・ウェーバーの日本 受容史の研究1905-1995』野口雅弘,細井保,木村裕之共訳 みすず書房 2013
- マイケル・ウェイン『ビギナーズ『資本論』』監訳 長谷澪訳 2014 ちくま学芸文庫
- ウィリアム・シャバス『勝者の裁きか、正義の追求か 国際刑事裁判の使命』岩波書店 2015
- ヴォルフガング・シュトレーク『時間かせぎの資本主義 いつまで危機を先送りできるか』みすず書房 2016
- ユルゲン・ハーバーマス『真理と正当化 哲学論文集 (叢書・ウニベルシタス 三島憲一, 大竹弘二, 木前利秋共訳. 法政大学出版局, 2016
- 『ヴァルター・ベンヤミン/グレーテル・アドルノ往復書簡 1930-1940』ヘンリー・ローニツ, クリストフ・ゲッデ編, 伊藤白,三島憲一共訳. みすず書房, 2017
- ウルリケ・ヘルマン『スミス・マルクス・ケインズ よみがえる危機の処方箋』みすず書房, 2020
脚注
[編集]- ^ 『マルクス思想の核心』著者紹介
- ^ “鈴木直 Tadashi Suzuki”. www.tmd.ac.jp. 2020年7月3日閲覧。
外部リンク
[編集]- “東京経済大学 教員紹介 教授 鈴木直”. 2019年11月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年12月29日閲覧。