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鈴木菊次郎 (軍人)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

鈴木 菊次郎(すずき きくじろう、1889年[1] - 没年不詳)は、満洲国陸軍軍人大日本帝国陸軍軍人。最終階級は満洲国陸軍少将

経歴・人物

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福岡県出身。1908年福岡県立中学修猷館を経て[2]陸軍戸山学校体操科、次いで陸軍騎兵学校を卒業。陸軍騎兵中佐に累進する[1]

1932年満洲国が建国すると、招聘され、満洲国陸軍騎兵上校に任ぜられる。少将に昇進し、靖安騎兵隊長を経て、奉天第一教導隊長に補せられる。1939年8月、ノモンハン事件において、満洲国陸軍の歩兵および騎兵各一団の数千人で構成される、鈴木支隊を率いて参戦し、ハンダガヤに展開した[3]。1940年3月第一軍管区司令部附となる[1]

脚注

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  1. ^ a b c 『人事興信録第13版』(人事興信所、1941年) ス-54頁
  2. ^ 『修猷館同窓会名簿 修猷館235年記念』同窓会員7頁
  3. ^ 秦郁彦『明と暗のノモンハン戦史』(PHP研究所、2014年) 30,356頁