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銀河の妖精

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『銀河の妖精』
シルバー・コンベンションスタジオ・アルバム
リリース
録音 1974年
ジャンル ユーロディスコ
レーベル ジュピター・レコード (Jupiter Records)
プロデュース ステファン・プラガー
シルバー・コンベンション アルバム 年表
Save Me
(1975年)
Get Up and Boogie
(1976年)
『銀河の妖精』収録のシングル
  1. セイブ・ミー
    リリース: 1974年(ドイツ)/ 1975年2月(その他)
  2. フライ・ロビン・フライ
    リリース: 1975年9月
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銀河の妖精』(ぎんがのようせい、Save Me)は、当初のタイトルを『Silver Convention』としていた、ドイツユーロディスコ・グループであるシルバー・コンベンションのデビュー作となったスタジオ・アルバムであり、このグループは、3人の女性ボーカリスト(リンダ・G・トンプソン、ペニー・マクニール、ジャッキー・カーター)とプロデューサーでありソングライターでもある2人(シルヴェスター・リーヴァイステファン・プラガー)から成っていた。

評価

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専門評論家によるレビュー
レビュー・スコア
出典評価
Allmusic4.5/5stars [1]
Christgau's Record GuideB+[2]

このアルバムのために最初に録音された曲は、「アナザー・ガール (Another Girl)」であったが、それより以前に録音されていた曲である「セイブ・ミー (Save Me)」も、既にラインナップが録音の時点から変更されていたにもかかわらず、このアルバムに収録された。アルバムは1975年にリリースされ、ダンスフロアではヒットした。商業的に成功といえるか否かは見方が分かれたが、ともかく『ビルボード』誌の「ポップ・アルバム・チャート」では、第10位まで上昇するヒットとなったが[3] and number one on the Billboard Black Albums chart[3]、この時点でグループには黒人のメンバーが一人しかいなかった。

2018年には、音楽評論家ヴィンス・アレッティ英語版が、『銀河の妖精』を1975年のアルバムのトップ10リストの首位に選んだ[4]

トラックリスト

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特記のない限り、すべての曲はシルヴェスター・リーヴァイと、ステファン・プラガーことミヒャエル・クンツェの作である。

  1. セイブ・ミー / Save Me
  2. アイ・ライク・イット / I Like It
  3. フライ・ロビン・フライ / Fly, Robin, Fly
  4. タイガー・ベイビー / Tiger Baby
  5. サン・オブ・ア・ガン / Son of a Gun
  6. アナザー・ガール / Always Another Girl
  7. チェインズ・オブ・ラヴ / Chains of Love
  8. ハート・オブ・ストーン / Heart of Stone (Levay, Prager, Gary Unwin, Keith Forsey)
  9. プリーズ・ドント・チェンジ / Please Don't Change the Chords of This Song

チャート

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週間チャート

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チャート(1975年 / 1976年) 最高位
オーストラリアの旗 オーストラリア ケント・ミュージック・レポート[5] 18
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 ビルボード Billboard Top LPs & Tape[6] 10
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 ビルボード Top Soul LPs[7] 1

年間チャート

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チャート(1976年) 順位
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 ビルボード Top Soul LPs[8] 36

認定と売上

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国/地域 認定 認定/売上数
オーストラリア (ARIA)[9] 2× Gold 40,000^
ギリシャ 30,000[10]
アメリカ合衆国 (RIAA)[11] Gold 500,000^

^ 認定のみに基づく出荷枚数

脚注

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  1. ^ Henderson, Alex. Silver Convention: Save Me > Review - オールミュージック. 3 September 2011閲覧。
  2. ^ Christgau, Robert (1981). “Consumer Guide '70s: S”. Christgau's Record Guide: Rock Albums of the Seventies. Ticknor & Fields. ISBN 089919026X. https://www.robertchristgau.com/get_chap.php?k=S&bk=70 12 March 2019閲覧。 
  3. ^ a b https://www.allmusic.com/album/r67968
  4. ^ Christgau, Robert (December 28, 2018). “1975 Pazz & Jop: It's Been a Soft Year for Hard Rock”. The Village Voice. 2024年9月16日閲覧。 The title actually uses "Pazz" and "Jop".
  5. ^ Kent, David (1993). Australian Chart Book 1970–1992 (illustrated ed.). St Ives, N.S.W.: Australian Chart Book. p. 273. ISBN 0-646-11917-6 
  6. ^ Silver Convention, TLP”. Billboard. 8 March 2021閲覧。
  7. ^ Silver Convention, BLP”. Billboard. 8 March 2021閲覧。
  8. ^ Top R&B/Hip-Hop Albums – Year-End 1976”. Billboard. 8 March 2021閲覧。
  9. ^ “RIP/KECA EXTENDS IMAGE”. Cash Box: 59. (14 August 1976). https://worldradiohistory.com/Archive-All-Music/Cash-Box/70s/1976/Cash-Box-1976-08-14.pdf 21 November 2021閲覧。. 
  10. ^ John Carr (February 9, 1980). “Greeks Grind To Foreign Product”. Billboard: 32. https://worldradiohistory.com/Archive-All-Music/Billboard/80s/1980/BB-1980-02-09.pdf September 19, 2021閲覧。. 
  11. ^ "American album certifications – Silver Convention – Save Me". Recording Industry Association of America. 2024年9月16日閲覧

関連項目

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外部リンク

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