銚子塚古墳 (佐賀市)
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銚子塚古墳 | |
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墳丘全景(手前に後円部、左奥に前方部) | |
所在地 | 佐賀県佐賀市金立町大字金立2355 |
位置 | 北緯33度19分4.33秒 東経130度17分59.40秒 / 北緯33.3178694度 東経130.2998333度座標: 北緯33度19分4.33秒 東経130度17分59.40秒 / 北緯33.3178694度 東経130.2998333度 |
形状 | 前方後円墳(柄鏡式) |
規模 |
墳丘長98m 高さ8m(後円部) |
埋葬施設 | (推定)竪穴式石室 |
築造時期 | 4世紀末 |
史跡 | 国の史跡「銚子塚古墳」 |
地図 |
銚子塚古墳(ちょうしづかこふん)は、佐賀県佐賀市金立町にある古墳。形状は前方後円墳。国の史跡に指定されている。
概要
[編集]佐賀市北部、標高15メートルの微高地上に築かれた古墳である[1]。墳形は前方部が発達しない「柄鏡式」の前方後円形で、東西方向を墳丘主軸とし、前方部を西方に向ける[2]。墳丘は後円部が3段築成、前方部が2段築成[1]。墳丘外表では、後円部で葺石が認められる[1]。墳丘周囲には、墳形に合わせた幅16-28メートルの周濠が巡らされている[2]。埋葬施設は明らかではないが、竪穴式石室と推定される[1]。そのほかに出土品としては、6個体以上の土師器壺がある[1]。以上から、築造時期は古墳時代中期初頭の4世紀末頃と推定される[1]。
古墳域は1978年(昭和53年)に国の史跡に指定されている[3]。
墳丘
[編集]墳丘の規模は次の通り[1]。
- 墳丘長:98メートル
- 後円部 - 3段築成。
- 直径:58メートル
- 高さ:8メートル
- 前方部 - 2段築成。
- 幅:32メートル
- 高さ:4.6メートル
文化財
[編集]国の史跡
[編集]- 銚子塚古墳 - 1978年(昭和53年)3月11日指定[3]。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 史跡説明板(佐賀市教育委員会設置)
- 「銚子塚」『日本歴史地名大系 42 佐賀県の地名』平凡社、1980年。ISBN 4582490425。
- 「銚子塚古墳〈佐賀県〉」『国指定史跡ガイド』講談社。 - リンクは朝日新聞社「コトバンク」。
外部リンク
[編集]- 銚子塚古墳 - 国指定文化財等データベース(文化庁)
- 国指定(史跡の部)01 > 銚子塚古墳 - 佐賀県ホームページ
- 国史跡 > 銚子塚 - 佐賀市ホームページ
- 銚子塚 - 佐賀市地域文化財データベースサイト「さがの歴史・文化お宝帳」