鋼鉄城の主

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Lord of the Iron Fortress
日本語題 鋼鉄城の主
必要なルール D&D第3版
レベル 15-
セッティング D&D全般
製作者 アンディ・コリンズ
初版出版年 2002
関連するモジュール
地底の城砦 * 秘密の工房 * 夢でささやく者 * 環状列石の謎 * 夜牙塔の心臓 * 現れた地下都市 * 鋼鉄城の主 * 迷える魂を喰らう者

「鋼鉄城の主」(Lord of the Iron Fortress)ダンジョンズ&ドラゴンズ第3版ロールプレイングゲーム用のアドベンチャーである。

プロット要約[編集]

この48ページ(本文)の本は2ページの導入で始まる。冒険に基づいた背景が提供され、イフリートのスルタン(王)により一度行使されたが、破壊され次元界に散らばっている「ブレード・オヴ・ファイアリー・マイト」のプロットが含まれる。 ハーフレッド・ドラゴン/ハーフドウェルガルのインペラゴンが支配するザンディカールの鋼鉄城は外方次元界地獄の戦場アケロンにあり、歴史の偉大な鍛冶マスターの閉じ込められた霊を奴隷のように使って剣を再び鍛えてきた。インペラゴンは古代の剣を帯び、ドラウやマインド・フレイヤー、そして悪の次元界の住人からなる強力な軍隊の筆頭にして、物質界を征服し自分の王国を建てるつもりである。冒険はプレイヤーキャラクターがアケロンの次元界に通じているライガスの町で、手がかりを元に地元の職人を調査するところから始まる。一度、キャラクターはメカヌスからの入植者フォーミアンに遭遇し、その拠点は鋼鉄城の攻撃を準備している間作戦のベースとして使用できる。もし鋼鉄城の護衛であるゴーレムとスチール・プレデターを打ち破る事ができれば、キャラクターは壁の突破口からインペラゴンの作品を破壊する事ができる。

本は4つの付録が含まれる。付録1には冒険を通して遭遇するノンプレイヤーキャラクターのデータが収められている。付録2には新しいモンスターである「アクシオマティック種クリーチャー」のテンプレートと、ブレードリング、そしてスチール・プレデターが含まれる。付録3には新しい2つの呪文と新しい4つのマジックアイテム(ブレード・オヴ・ファイアリー・マイトを含む)が収められている。付録4には4人の作成済みキャラクターのデータが収められている。

出版履歴[編集]

本は2002年に出版され、著者はアンディ・コリンズ、カバーアートはen:Todd Lockwoodそして本文アートはDavid Dayとen:Wayne Reynoldsである。2004年には日本語版が出版された。

評判[編集]

Dungeon Master for DummiesLord of the Iron Fortressを第3版アドベンチャーのベスト10のひとつにリストアップした。[1]

脚注[編集]

  1. ^ Slavicsek, Bill; Rich Baker, en:Jeff Grubb (2006). Dungeon Master For Dummies. For Dummies. pp. 320. ISBN 9780471783305. https://books.google.co.jp/books?id=pSG3zxln4FUC&pg=PA327&dq=%22the+sunless+citadel%22&client=opera&cd=2&redir_esc=y&hl=ja#v=onepage&q=%22the%20sunless%20citadel%22&f=false 2009年2月12日閲覧。 

外部リンク[編集]