コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

鍋屋上野村

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
なべやうえのむら
鍋屋上野村
廃止日 1906年5月10日
廃止理由 新設合併
田代村鍋屋上野村東山村
現在の自治体 名古屋市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 中部地方東海地方
都道府県 愛知県
愛知郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
総人口 1,350
(『角川日本地名大辞典 23 愛知県』976頁、1891年)
隣接自治体 猪子石村、田代村、千種町西春日井郡六郷村
鍋屋上野村役場
所在地 愛知県愛知郡鍋屋上野村
ウィキプロジェクト
テンプレートを表示

鍋屋上野村(なべやうえのむら[1])は、愛知県愛知郡にあった。現在の名古屋市千種区の一部にあたる。

地理

[編集]

濃尾平野東部の丘陵地帯に位置していた[2]

歴史

[編集]
  • かつて狩津村と称され、北方に田畑・村落が所在したが、のちに南方の平山に移転し上野と称された[2]
  • 享保14年(1729年尾張藩の塩硝蔵が末森村から当村萱場池付近に移転した[2]
  • 1876年(明治9年)一部が千種村となる[2]
  • 1889年(明治22年)10月1日、町村制の施行により、愛知郡千種村字愛宕前・弦月(一部)と西春日井郡鍋屋上野村が合併して村制施行し、愛知郡鍋屋上野村が発足[1][2]。旧村名を継承した鍋屋上野、千種の2大字を編成[2]
  • 1902年(明治35年)塩硝蔵跡地に名古屋陸軍兵器支廠(陸軍兵器廠)が設置された[2]
  • 1906年(明治39年)5月10日、愛知郡田代村と合併し、東山村を新設して廃止された[1][2]。合併後、東山村鍋屋上野千種となる。

地名の由来

[編集]

次の諸説あり[2]

  1. 寛永年間頃、鋳物師頭・鍋屋水野太郎左衛門が当地に居住したことから。
  2. 春日井郡丹羽郡にも上野村が存在したため、鍋屋上野と称した。

産業

[編集]

教育

[編集]
  • 1874年(明治7年)永弘院に山田学校分校上野学校開校[2]。1880年(明治13年)上野小学校と改称[2]

脚注

[編集]
  1. ^ a b c 『市町村名変遷辞典』573頁。
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m 『角川日本地名大辞典 23 愛知県』975-976頁。

参考文献

[編集]

関連項目

[編集]