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鍵盤男子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
鍵盤男子
生誕 2011年
出身地 日本の旗 日本 東京都
ジャンル クラシック
インストゥルメンタル
ジャズ
クロスオーバー
職業 作曲家
ピアニスト
担当楽器 ピアノ
キーボード
レーベル ワーナーミュージック・ジャパン
ワーナー・クラシックス
事務所 カンパニーイースト
公式サイト https://www.kenbandanshi.com/

鍵盤男子(けんばんだんし)は、日本ピアニスト作曲家・中村匡宏(なかむら くにひろ) によるピアノプロジェクト[1]。2011年にピアニスト・大井健(おおい たけし)と作曲家・中村匡宏(なかむら くにひろ)により結成[1]。2020年に大井健が「勇退」した[2]

来歴・活動

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2011年に結成、コンサートを中心に活動[1]。2014年にはアルバム『Bon Voyage』をリリース、また初の全国ツアーを開催[1]。2015年に「TOKYOピアニズム宣言『“あらゆる音楽はピアノで表現できる”(後略)』」をコンセプトに活動を再開した[1]。2017年に『The future of piano』でメジャーデビューを果たす[1]。2020年に大井健が事務所を退所し、鍵盤男子を「勇退」した[2]

特色

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  • クラシックをベースに、ポップスなどの様々なジャンルの要素を融合[3]
  • 超絶技巧、高速連弾[3][4]
  • 鍵盤上で腕が交差したり、座り位置を入れ替えたり、新しく自由でユニークな演奏スタイル[3][5]
  • イケメン[6]

メンバー

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中村匡宏

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少年時代、家族に反対を説得し、音楽の道に進む[7]鹿児島県立松陽高等学校音楽科、国立音楽大学音楽学部作曲学科を卒業、同大学院修士課程作曲専攻、同博士後期課程音楽研究科創作研究領域を修了し、博士号(音楽)取得[7]。また、ウィーン国立音楽大学大学院 postgaraduate 作曲科を修了[7]。作曲、楽曲制作、ピアノ演奏、指揮、編曲など、多岐にわたる活動をしている[7]

元メンバー

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大井健

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3歳よりピアノを始め、幼少期よりヨーロッパで学び、同地で演奏活動も行う[8]。日本に帰国後、国立音楽大学付属高等学校国立音楽大学音楽学部器楽科ピアノ専攻を卒業[8]。大学卒業後、オペラユニット「レジェンド」の専属ピアニストを皮切りに、演奏活動を開始した[8]。2015年にはアルバム『Piano Love』にてソロメジャーデビュー[8]。2017年にはソロセカンドアルバム『Piano Love II』を、2018年にはソロDVD『Piano Love The Movie〜Music Documentary Film』をリリースした[8]。また、ソロにてコンサートツアー2018『Piano Love 2018 〜Departure〜』を開催した[8]。2020年に事務所を退所し、鍵盤男子を「勇退」した[2]

ディスコグラフィ

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  • 『Bon Boyage』、アルバムCD、2014年、Lミュージック[9]
  • 『The future of piano』、アルバムCD、2017年、ワーナーミュージック・ジャパン[10]
  • 『The future of piano -FINAL-』、ライブBlu-ray、2018年、ワーナーミュージック・ジャパン[10]

コンサート

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  • 「全国ツアー Bon Voyage」:2014年[11]
  • 「Anniversary Special Live The future of piano」:2017年、品川プリンスホテル・クラブex、メジャーデビューアルバムリリース記念ライブ[12]
  • 「コンサートツアー2018 The future of piano」:2018年2月-7月、全国12か所(東京都中央区銀座、名古屋市、大阪市、群馬県太田市、長崎市、広島市、鹿児島市、福岡市、札幌市、青森市、仙台市、東京都港区六本木)[13]
  • 「コンサートツアー2018 ピアニズム」:2018年9月-12月、全国11か所(横浜市、山梨県甲府市、札幌市、大阪市、長野市、石川県金沢市、秋田市、名古屋市、福岡市、仙台市)[5]
  • 「コンサート Freedom 2019」:2019年[14]
  • 「CONCERT TOUR 2020」:2020年4月-7月、全国8か所の予定であったが、全公演中止となった[14]

イベント

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  • 東京ミッドタウン日比谷『Hibiya Festival The Stage』
  • 中津川 THE SOLAR BUDOKAN 2018:2018年9月22日-23日
  • 響き、味わう、文化の祭典『時の響 2018』in京都:2018年10月19日-20日

出演番組

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  • Eテレ『ムジカ-ピッコリーノ』
  • 日本テレビ系 『スッキリ』 “スッタメ”コーナー生出演 11/10(2017年)[15]
  • 日テレプラス 『鍵盤男子 魔法のピアノ ~新感覚ピアノデュオの魅力~』(2017年)[16]
  • 日テレ 『東京暇人』 10/27 ※深夜関東エリア1都6県(2017年)
  • テレビ朝日 『天才キッズ全員集合~君ならデキる!!~』 10/16(2017年)(中村匡宏出演)
  • CBCテレビ 『ゴゴスマ!』 エンディング生出演 12/19(2017年) 
  • KHB東日本 『突撃!ナマイキTV』 生放送 1/26(2017年)
  • NHK 『バナナゼロミュージック』1/27(2018年) [6]
  • HTB(北海道テレビ放送)『イチオシ!モーニング』 生出演 2/26(2018年)
  • 日テレプラス 『鍵盤男子』デビューコンサート「THE HISTORY」/「THE FUTURE」(2018年)
  • NHK福岡 『おはサタ!』 2/10(2018年)
  • MBC(南日本放送)『かごしま4(よじ)』 2/1(2018年)
  • NHK鹿児島 『ひるまえクルーズかごしま』 3/12(2018年)
  • 日テレプラス 『それいけ!アンパンマン』“「アンパンマンのマーチ」を鍵盤男子と連弾しよう!” コーナー出演(2018年)
  • NHK総合 『ニュースシブ5時』 出演(2018年) 
  • NHK総合「崖っぷちの淵子!」 の全音楽を担当 2018年8月25日(土)NHK総合 午後11:30~放送
  • 日テレプラス「『鍵盤男子』ライブ 〜LIVE FOR FUTURE〜」(2020年)[17]

脚注

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  1. ^ a b c d e f Profile”. 鍵盤男子. カンパニーイースト. 2021年3月19日閲覧。
  2. ^ a b c HOME”. 鍵盤男子. カンパニーイースト. 2021年3月20日閲覧。
  3. ^ a b c 杉江優花 (2017年11月28日). “【インタビュー】鍵盤男子、メジャーデビュー「みんなでピアノの未来を創っていきたい」”. BARKS. ジャパンミュージックネットワーク. 2021年3月22日閲覧。
  4. ^ 鍵盤男子(大井健/中村匡宏)Q&Aインタビュー!”. mora. レーベルゲート (2017年11月29日). 2021年3月22日閲覧。
  5. ^ a b 梶原有紀子 (2018年10月31日). “MUSIC INTERVIEW 鍵盤男子”. ぴあ関西版WEB. ぴあ. 2021年3月22日閲覧。
  6. ^ a b イケメンアーティストたちがクイズを出題、TSUKEMEN・木場大輔・鍵盤男子・純烈が登場 「バナナ♪ゼロミュージック」”. music.jpニュース. エムティーアイ (2018年1月27日). 2021年3月22日閲覧。
  7. ^ a b c d 中村匡宏(Kunihiro Nakamura)”. 鍵盤男子. カンパニーイースト. 2021年3月20日閲覧。
  8. ^ a b c d e f 大井健(Takeshi Oi)”. 鍵盤男子. カンパニーイースト. 2021年3月20日閲覧。
  9. ^ 鍵盤男子「Bon Voyage」”. East Works. カンパニーイースト. 2021年3月20日閲覧。
  10. ^ a b 鍵盤男子>ディスコグラフィー”. ワーナーミュージック・ジャパン. 2021年3月20日閲覧。
  11. ^ 大井健 (2014年3月15日). “鍵盤男子!全国ツアー&CDリリース決定!”. LEGEND Official Blog レジェンド公式ブログ. 2021年3月22日閲覧。
  12. ^ 鍵盤男子、世界初“回転するステージ”で超絶技巧のピアノ連弾”. BARKS. ジャパンミュージックネットワーク (2017年12月1日). 2021年3月22日閲覧。
  13. ^ 2018年鍵盤男子コンサートツアー コンサートツアー2018 The future of piano”. 鍵盤男子. カンパニーイースト. 2021年3月22日閲覧。
  14. ^ a b 終了公演”. 鍵盤男子. カンパニーイースト. 2021年3月22日閲覧。
  15. ^ 日テレ系「スッキリ」で生演奏披露!未来型鍵盤デュオ「鍵盤男子」、待望のメジャー・デビュー!”. TOWER RECORD ONLINE. タワーレコード (2017年11月10日). 2021年3月22日閲覧。
  16. ^ 鍵盤男子、MVで世界初の鍵盤プロジェクションマッピング”. BARKS. ジャパンミュージックネットワーク (2017年10月29日). 2021年3月22日閲覧。
  17. ^ CS日テレ (2020年7月20日). “『鍵盤男子』ライブ 〜LIVE FOR FUTURE〜 日テレプラスで8月22日(土)17:00よりテレビ初放送!”. PR TIMES. 2021年3月22日閲覧。

外部リンク

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