山中孝真
山中 孝真 | |
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生誕 | 1973年7月19日(51歳) |
出身地 | 東京都杉並区 |
学歴 | 中央大学文学部文学科独文学専攻卒業 |
職業 | |
担当楽器 | |
活動期間 | 1996年 - |
山中 孝真(やまなか たかまさ、1973年7月19日 - )は、日本の作曲家、編曲家、音楽プロデューサー。歌手(元芸名:鏡五郎の息子)。東京都出身。中央大学文学部卒業。
来歴・人物
[編集]演歌歌手鏡五郎の長男として出生。15歳の1988年に『鴻上尚史のオールナイトニッポン』で、当時のいわゆる「二世ブーム」のパロディとして「Jr.からの手紙」というネタコーナーが放送されていた際、パーソナリティの鴻上尚史が「売れない演歌歌手のJr.」のつらさを(半分冗談で)発したのを聴いてハガキを投稿し、鴻上に紹介されて以降、番組に定期的に電話出演するなど、孝真は同コーナーの名物的な存在となった。
この結果、翌1989年にキングレコードからCDデビューを果たすことになり、鴻上より「鏡五郎の息子」の芸名を命名される(題名は「Jr.からの手紙」。オリコンシングルチャート最高73位)。また、父親の鏡五郎も何度となく同番組にゲスト出演するようになり(ちなみに番組中では「鏡五郎の息子の親父」という呼ばれ方をすることが多かった)、当時10~20代が大半を占めていた『鴻上~』のリスナーの間で父・鏡五郎の知名度も大きく上昇した。デビュー曲の「Jr.からの手紙」は、鏡五郎の「おしどり人生」とオリコンシングルチャートに同時チャートインし、北島三郎と1st BLOOD以来、オリコン史上2回目の「親子同時チャートイン」を記録した[1]ものの「鏡五郎の息子」としての歌手活動はこの「Jr.からの手紙」一曲で終わる。
その後、大学在学中に作曲活動を開始し、1996年、池上ゆりか「DJ in Time/DA.I.SU.KI」(トーラスレコード)にて作曲家デビュー。以来、企業PV、Webコンテンツの楽曲制作を中心に、ポップス、ロックから歌謡曲、演歌まで幅広い分野の作曲を手がけている。2011年には、初めて、父・鏡五郎の作品を作曲した。
作曲業の傍ら、杉並区西荻北のけやきの大木の保全運動の発起人としても活躍。2010年に「坂の上のけやき公園」[2]として結実した。2014年4月には、「鏡五郎の息子」時代の楽曲が配信という形式で再リリースされた。
2024年3月、配信にて35年ぶりに自らの歌唱で新曲「宇宙から見たなら」(作詞:さんご、作曲・編曲)をリリース、歌手活動を再開した。
作品
[編集]- 池上ゆりか 「DJ in Time(True Sky)」「DA.I.SU.KI」(作曲)
- 神園さやか
- ミニアルバム『フラワーフェスティバル』(ひろしまフラワーフェスティバル公式ソング)プロデュース。「青春は輝いて」(作曲・編曲)「花ぐるま☆21」(編曲)
- 鏡五郎 「夢歌舞伎」 (作曲 2011年) 「黒髪しぐれ」(作曲 2013年)
- SAYURI
- アルバム『Promise』プロデュース。「Bluesky 〜明日は翔べるさ〜」「Promise 〜時の方舟〜」「夏の風」「カガミノムコウ」「うろこ雲」「祈り」「Sunny Day」「僕だけの愛」「Rain Dance」(作曲・編曲)
他
外部リンク
[編集]- 山中孝真 (@gut_tak) - X(旧Twitter)
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ オリコン・ウィークリー(編)『小池聡行のオリコンデータ私書箱』オリジナルコンフィデンス、1991年、102-103頁。ISBN 4871310272
- ^ 杉並区 「坂の上のけやき公園」で開園式