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長井香織

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
長井 香織
基本情報
本名 長井 香織
階級 アトム級
身長 159cm
国籍 日本の旗 日本
誕生日 (1990-01-30) 1990年1月30日(34歳)
出身地 兵庫県神戸市西区
スタイル 右ファイター
プロボクシング戦績
総試合数 16
勝ち 7
KO勝ち 3
敗け 6
引き分け 3
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長井 香織(ながい かおり、1990年1月30日 - )は、日本の女子プロボクサー兵庫県神戸市西区出身[1]兵庫県立青雲高等学校卒業。真正ボクシングジム所属。第3代日本女子アトム級王者。

来歴

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三木東高校在学中、アトピー性皮膚炎が悪化したため、通信制の青雲高校に転校し卒業[1]

社会人になってからも社交不安症に悩まされたが、自宅の最寄り駅近くのボクササイズジムに23歳で入会[1]

その後、明石ボクシングクラブに移籍し、2015年12月26日に25歳でプロデビュー。2連敗1分け後、4戦目でプロ初勝利。

2分け後に3連勝を飾り、2020年、真正ジムに移籍。

移籍初戦として7月25日、神戸市立中央体育館にて日本女子アトム級王座決定戦に挑み、元東洋太平洋王者の神田桃子に2-0判定勝利で初タイトル獲得[2]

2021年4月4日、堺市産業振興センターにて樽井捺月相手に日本王座初防衛戦に挑み、2-0判定で勝利し初防衛成功[3]

9月22日、後楽園ホールにて元WBA女子世界アトム級王者宮尾綾香とのノンタイトル8回戦に挑むが、0-3(73-79、74-78×2)判定で敗れる[4]

2022年2月3日付で日本王座返上[5]

3月2日、後楽園ホールにて千本瑞規が持つOPBF東洋太平洋女子ミニマム級王座に挑戦する予定だったが[5]、王者が健康上の理由で棄権したため中止[6]。試合は5月15日に延期され、墨田区総合体育館で行われることになった[7]。試合は0-3(74-78×2、75-77)判定で敗れ2冠目獲得はならなかった[8]

9月1日、「Queens Crest2022」にてOPBF女子東洋太平洋アトム級王座決定戦として前王者松田恵里と対戦[9]。しかし、0-3(73-79×2、74-78)の判定で敗れまたしても王座獲得ならず[10]

2023年4月15日、大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)第2競技場にてカニャラット・ヌノイと対戦[INS 1]。3回TKOで勝利[11]

9月27日、「VICTRIVA vol.13」にて中野真由美と対戦[12]。しかし0-3判定負け[13]

戦績

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  • プロ:16戦 7勝 3KO 6敗 3分


日付 勝敗 時間 内容 対戦相手 国籍 備考
1 2015年12月26日 4R 判定0-3 荒瀬あかり(ヨシヤマ) 日本の旗 日本 プロデビュー戦
2 2016年8月7日 4R 判定0-3 小村楓香グリーンツダ 日本の旗 日本
3 2016年11月11日 4R 判定1-1 上垣麻夜(ハラダ 日本の旗 日本
4 2017年5月7日 2R TKO 中村志津香(アポロ) 日本の旗 日本
5 2017年7月28日 4R 判定1-1 成田佑美姫路木下 日本の旗 日本
6 2017年11月17日 4R 判定0-1 成田佑美(姫路木下) 日本の旗 日本
7 2018年10月8日 4R 判定2-0 澤井涼(井岡弘樹 日本の旗 日本
8 2019年4月29日 2R TKO ポーンピモン・ポーンタエム タイ王国の旗 タイ
9 2019年9月29日 6R 判定2-1 神田桃子(寝屋川石田) 日本の旗 日本
10 2020年7月25日 6R 判定2-0 神田桃子(寝屋川石田) 日本の旗 日本 日本アトム級王座・獲得
11 2021年4月4日 6R 判定2-0 樽井捺月(山木) 日本の旗 日本 日本アトム級王座・防衛1
12 2021年9月22日 8R 判定0-3 宮尾綾香(ワタナベ) 日本の旗 日本
13 2022年5月15日 8R 判定0-3 千本瑞規(ワタナベ) 日本の旗 日本 OPBF女子東洋太平洋ミニマム級タイトルマッチ
14 2022年9月1日 8R 判定0-3 松田恵里(TEAM10COUNT) 日本の旗 日本 OPBF女子東洋太平洋アトム級王座決定戦
15 2023年4月15日 3R 1:03 TKO カニャラット・ヌノイ タイ王国の旗 タイ
16 2023年9月27日 6R 判定0-3 中野真由美(中野サイトウ) 日本の旗 日本
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獲得タイトル

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脚注

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出典記事

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  1. ^ a b c “病乗り越えて王座初挑戦 女子プロボクサー長井香織”. 神戸新聞NEXT. (2020年7月15日). https://www.kobe-np.co.jp/news/sports/202007/0013510502.shtml 2020年7月29日閲覧。 
  2. ^ “プロボクシング日本女子アトム級 長井が新王者に”. 神戸新聞NEXT. (2020年7月25日). https://www.kobe-np.co.jp/news/sports/202007/0013543427.shtml 2020年7月29日閲覧。 
  3. ^ “長井香織が判定初防衛このままでは「上にいけない」”. nikkansports.com. (2021年4月4日). https://www.nikkansports.com/battle/news/202104040000452.html 2022年2月8日閲覧。 
  4. ^ “【ボクシング】元女王・宮尾綾香が再起戦に勝利「返り咲くためにやり続ける」”. BBM Sports. (2021年9月22日). https://www.bbm-japan.com/article/detail/25061 2022-02-0 8閲覧。 
  5. ^ a b “長井香織が日本王座を返上”. ボクシングモバイル. (2022年2月5日). https://boxmob.jp/sp/news/index.html?nid=28148&n=1 2022年2月8日閲覧。 
  6. ^ “千本瑞規(ワタナベ)の初防衛戦が中止”. ボクシングモバイル. (2022年2月18日). https://boxmob.jp/sp/news/index.html?nid=28206&n=1 2022年3月26日閲覧。 
  7. ^ 千本瑞規”. ボクシングチケットドットコム. 2022年3月26日閲覧。
  8. ^ “東洋太平洋女子ミニマム級王者千本瑞規が初防衛成功「必ず世界王者に」長井香織に3-0判定勝利”. 日刊スポーツ. (2022年5月15日). https://www.nikkansports.com/battle/news/202205150000981.html 
  9. ^ “9.1女子5大タイトルマッチ 世界戦は新旧王者対決 鈴木菜々江vs.黒木優子、宮尾綾香vs.岩川美花”. BOXING NEWS. (2022年7月21日). https://boxingnews.jp/news/92291/ 
  10. ^ “女子5タイトル戦 ホープ山中菫&晝田瑞希が初タイトル獲得 松田恵里はOPBF王座返り咲き”. BOXING NEWS. (2022年9月1日). https://boxingnews.jp/news/93133/ 
  11. ^ “赤林檎が日本女子バンタム級王座獲得 山中菫は初防衛 53歳“レジェンド”池山直が引退式”. ボクシング・ニュース. (2023年4月15日). https://boxingnews.jp/news/98425/ 2023年4月16日閲覧。 
  12. ^ VICTRIVA vol.13”. ボクシングモバイル. 2023年8月26日閲覧。
  13. ^ “女子興行 桺井妃奈実が日本バンタム級新王者、狩野ほのか日本アトム級初防衛”. BOXING NEWS. (2023年9月27日). https://boxingnews.jp/news/103211/ 2023年9月28日閲覧。 

インスタグラム

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  1. ^ 真正ボクシングジム [@shinseiboxinggym] (2023年3月6日). "【興行のお知らせ📣】". Instagramより2023年3月6日閲覧

関連項目

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外部リンク

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空位
前タイトル保持者
松田恵里
第3代日本女子アトム級王者

2020年3月13日 - 2022年2月3日(返上)

空位
次タイトル獲得者
伊賀薫