長円寺 (足立区)
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長円寺 | |
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所在地 | 東京都足立区千住4-27-5 |
位置 | 北緯35度45分12.6秒 東経139度48分20.4秒 / 北緯35.753500度 東経139.805667度座標: 北緯35度45分12.6秒 東経139度48分20.4秒 / 北緯35.753500度 東経139.805667度 |
山号 | 月松山[1] |
院号 | 照光院 |
宗派 | 新義真言宗[1] |
本尊 | 薬師如来 |
創建年 | 江戸時代初期 |
開山 | 雲海 |
別称 | からたち寺 |
札所等 | 荒川辺八十八ヶ所霊場47番札所、荒綾八十八ヶ所霊場62番札所 |
法人番号 | 9011805000175 |
長円寺(ちょうえんじ)は、東京都足立区にある新義真言宗の寺院。
概要
[編集]江戸時代初期、出羽国湯殿山の行者の雲海によって開山された。雲海が持っていた薬師如来像が本尊である。定朝の作といわれ、秘仏となっている[2]。
かつての境内は広く、山門から一直線に延びる道は、境内の中の参道だったという。その参道に沿ってカラタチの生け垣が続いていたことから「からたち寺」の異名を持つ[2]。
境内には、魚籃観音堂があり、魚籃観音が安置されている。元々は隣の氷川神社の御神体(本地仏)だったが、明治時代の神仏分離で当寺に移された[2]。
めやみ地蔵
[編集]山門の左側にあるお堂。子育と眼病平癒に効果があるので「めやみ地蔵」と呼ばれている。「むかい目」という独特のデザインによる千住絵馬が多く納められている[3][4]。
交通アクセス
[編集]- 北千住駅より徒歩7分。
脚注
[編集]- ^ a b 新編武蔵風土記稿 千住町四町目.
- ^ a b c 足立史談会 編『足立区史跡散歩 (東京史跡ガイド21)』学生社、1992年、65-66p
- ^ 千住文化普及会『千住宿歴史ウォークガイドブック』千住文化普及会、2018年3月、64頁。ISBN 9784990703332。
- ^ 『江戸・東京歴史の散歩道6』街と暮らし社、2003年11月25日、63頁。ISBN 4901317067。
参考文献
[編集]- 足立史談会 編『足立区史跡散歩 (東京史跡ガイド21)』学生社、1992年
- 「千住町四町目 長圓寺」『新編武蔵風土記稿』 巻ノ136足立郡ノ2、内務省地理局、1884年6月。NDLJP:763997/31。