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長尾良

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

長尾 良(ながお はじめ、1915年4月5日 - 1972年3月29日)は、日本の作家。

生涯

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兵庫県飾磨郡(現:姫路市)家島町真浦出身。東京帝国大学文学部卒。平林英子中谷孝雄に師事、『コギト』同人として小説を書く。

太宰治らと親しく、檀一雄の異父妹の高岩忍と結婚。

また、出版社「ぐろりあ・そさえて」の編集者としても働いていた[1]。同社は播磨大地主貴族院議員の伊藤長次郎の弟・伊藤長蔵が設立した出版社で[2]、小説や歌集、評論を多く出していた。

著書

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  • 地下の島 ぐろりあ・そさえて 1942 (新ぐろりあ叢書)
  • 母呼ぶ声 偕成社 1950
  • 太宰治その人と 林書店 1965
  • 太宰治 宮川書房 1967
  • 長尾良作品集 皆美社 1972

参考

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  • 年譜「長尾良作品集」
  • 高岩とみ『火宅の母の記』新潮社、1978

脚注

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  1. ^ 「ぐろりあ・そさえて」余話高橋輝次の古書往来
  2. ^ 平生釟三郎におけるイギリス的伝統中島俊郎、甲南大学平成22年度研究チーム活動中間報告