長岡生姜醤油ラーメン
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長岡生姜醤油ラーメン(ながおかしょうがしょうゆラーメン)は、新潟県長岡市発祥のご当地ラーメン。
名称には、長岡系ラーメン[1]、生姜醤油ラーメン[1][2]、長岡流ショウガ醤油ラーメン[3]、長岡ラーメン[4]と揺れがある。「新潟4大ラーメン」、「新潟5大ラーメン」の1つに数えられる[5][6]。
概要
[編集]青島食堂[7]が長岡市に多いショウガの効いた濃口醤油ラーメンの発祥の店と言われている[8]。
ショウガをスープに入れ始めた理由は「豚のくさみを消すため」である[8]が、長岡での定番となった理由としては「体を温めるから」という説がある[8]。
「新潟4大ラーメン」が注目され始めた2005年頃にはショウガ醤油ラーメンと雑誌に紹介されていた[8]。ラーメン王と呼ばれるライターの石神秀幸による新潟四大ラーメンの分類では長岡流ショウガしょうゆラーメン、長岡生姜醤油ラーメンである[5][9]。また、大崎裕史は、著書で新潟の四大ご当地ラーメンの長岡市の生姜ラーメンとして紹介している[10]:188。
青島食堂[10]:188のほか、長岡市をはじめとした新潟県の中越地方のラーメン店で提供されている[11]。
関連項目
[編集]脚注
[編集]出典
[編集]- ^ a b “ショウガブームが追い風に!女性客で混み合う“生姜醤油ラーメン””. 東京ウォーカー (2011年3月5日). 2017年3月17日閲覧。
- ^ ラーメンミュージシャン井手隊長 (2016年8月9日). “絶品の生姜鶏白湯と炙り濃厚味噌! 「麺屋 音 別邸」が北千住にオープン!”. るるぶ. 2017年3月17日閲覧。
- ^ a b 久部緑郎、河合単『ラーメン発見伝』 6巻、小学館、2002年、168-169頁。ISBN 4-09-185616-0。
- ^ “マツコの知らない世界:「ご当地ラーメン」をサニーデイ・サービスの田中貴が紹介 函館&長岡ラーメン、広島冷麺も”. MANTANWEB. MANTAN (2021年3月23日). 2021年3月23日閲覧。
- ^ a b タカハシマコト (2015年4月22日). “【新潟4大ラーメン】東京でも大人気の長岡「生姜醤油ラーメン」発祥の店って?”. しらべぇ. 2017年3月17日閲覧。
- ^ “背脂ラーメンから農家レストランまで!バラエティ豊かな新潟の食を味わうスポット3つ”. サライ (雑誌) (2016年11月5日). 2017年3月17日閲覧。
- ^ 一個人編集部 編『「大人のラーメン大賞」『一個人』特別編集』KKベストセラーズ、138頁。ISBN 978-4-584-16589-8。「「ショウガ風味の濃厚味噌ラーメンの王者として君臨している」と紹介」
- ^ a b c d 『新潟のラーメン屋』株式会社ジョイフルタウン〈月刊新潟タウン情報 MOOK〉、2005年、94頁。
- ^ 『月刊新潟KOMACHI』 10月号、ニューズ・ライン、2007年、34頁。
- ^ a b 大崎裕史『日本ラーメン秘史』日本経済新聞出版社〈日経プレミアシリーズ〉、2011年10月12日。ISBN 978-4532260811。
- ^ “新潟五大ラーメン「長岡生姜醤油ラーメン」名店9選”. Komachi Web. 2020年2月22日閲覧。
外部リンク
[編集]- 新潟5大ラーメンはこれを食べるべし! 地元情報誌『Komachi』が選ぶ10店 - 新潟県広報広聴課「新潟のつかいかた」