長崎ハーブ鯖
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長崎ハーブ鯖(ながさきハーブさば)とは養殖サバのブランド名である[1]。フルーツ魚のひとつとされる[2]。 長崎県松浦市や佐世保市の4つの会社[注釈 1]から成る「長崎さば生産グループ」が共同開発し生産する[3][4]。 飼料にナツメグ、オレガノ、シナモン、ジンジャーの4種類の西洋ハーブ(香辛料)を混ぜて育てている[3]。 サバは生臭さがあり、柔かくて刺身にしづらいとされるが、この養殖の工夫で、血合いの色がきれいで、生臭さがなく、旬の冬以外にも、脂の乗ったサバを年中食べられる[3]。 2007年から生産され、回転寿司店や居酒屋、ホテルなどにも出荷される[1]。2008年7月に商標登録された[4]。2011年度「ながさき水産業大賞」受賞[5]。なお、長崎県佐世保に「長崎ハーブ鯖茶漬け」という食品が存在する[6]。
注釈
[編集]- ^ 谷川水産株式会社、有限会社金政水産、 有限会社リョウセイ、西日本魚市株式会社の4社
脚注
[編集]- ^ a b 「長崎ハーブ鯖」今季1.5倍の30万尾出荷へ 2009年8月24日 みなと新聞
- ^ みかんブリ・柑味鮎…「フルーツ魚」養殖広がる:ニュース:マネー・経済 2013年10月17日15時51分 YOMIURI ONLINE(読売新聞)
- ^ a b c 2月20日「長崎ハーブさば」 2013年02月21日 『スキッピーブログ』(NBC長崎放送)
- ^ a b 「長崎ハーブ鯖」市長に贈る 佐世保・小佐々町養殖談話会 - 長崎のニュース - 都道府県別 - 47NEWS(よんななニュース)2009/04/19 00:00 【長崎新聞】
- ^ 特集 いい食材は地元にあります!させぼごはん、つくりましょう。 (PDF) 5頁、『広報させぼ』2011年3月号 - 佐世保市
- ^ 「海きらら」と「動植物園」へ行こう! (PDF) 16頁、『広報させぼ』2011年3月号 - 佐世保市