長崎中央郵便局
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長崎中央郵便局 | |
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基本情報 | |
正式名称 | 長崎中央郵便局 |
前身 | 長崎郵便役所、長崎郵便局 |
局番号 | 76001 |
設置者 | 日本郵便株式会社 |
所在地 |
〒850-8799 長崎県長崎市恵美須町1-1 |
位置 |
北緯32度45分4秒 東経129度52分23.9秒 / 北緯32.75111度 東経129.873306度座標: 北緯32度45分4秒 東経129度52分23.9秒 / 北緯32.75111度 東経129.873306度 |
貯金 | |
店名 | ゆうちょ銀行 ゆうちょ銀行長崎店(熊本支店長崎出張所) |
取扱店番号 | 760010 |
保険 | |
店名 | かんぽ生命保険 代理店 |
特記事項 | |
ゆうゆう窓口は24時間営業 「ゆうちょ銀行」窓口および保険窓口は平日18時まで営業 ATMホリデーサービス実施 |
長崎中央郵便局(ながさきちゅうおうゆうびんきょく)は、長崎県長崎市にある郵便局。民営化前の分類では集配普通郵便局であった。
概要
[編集]明治初期の国内の郵便制度導入期に開設されて以来、長崎県の郵便業務の中核をなしていた郵便局である。長崎駅前に立地し、鉄道輸送への利便性を生かして、かつては壱岐、対馬、福島などを除く長崎県内(郵便番号の上2桁が85の地域)の地域区分業務を行っていたが、鉄道郵便輸送の廃止と航空・トラック輸送への転換をうけ、1994年(平成6年)に大村郵便局の局舎新築・移転にあわせ当該業務を同局に移管した。
局舎は長崎市恵美須町に位置しているが、市道の拡幅(都市計画道路「大黒町恵美須町線」の整備)に伴い、長崎駅北側の尾上町に2028年5月に移転することが予定されている[1]。
併設施設
[編集]- ゆうちょ銀行長崎店(熊本支店長崎出張所):取扱店番号760010
沿革
[編集]- 1872年1月14日(明治4年12月5日) - 本大工町に長崎郵便取扱所として開設。のちに本博多町に移転[2][3]。
- 1873年(明治6年) - 長崎郵便役所となる[2]。
- 1875年(明治8年)1月1日 - 梅香崎町へ移転[4]。長崎郵便局(一等)となる。翌日から為替取扱を開始[2]。
- 1878年(明治11年) - 貯金取扱を開始[2]。
- 1884年(明治17年) - 赤れんが造りの新局舎完成。
- 1885年(明治18年) - 電信取扱を開始[2]。
- 1886年(明治19年)12月1日 - 長崎郵便電信局となる[2]。(全国初の郵便電信局)
- 1903年(明治36年)4月1日 - 通信官署官制の施行に伴い長崎郵便局となる[2]。
- 1918年(大正7年) - 新局舎(長崎郵便局ビル)完成
- 1937年(昭和12年)5月25日 - 電信事務を長崎電信局に移管[5]。
- 1945年(昭和20年)12月15日 - 郵便局で取扱う電話通話事務を除く電話事務を長崎電話局に移管[6]。
- 1958年(昭和33年)7月13日 - 電話通話および和文電報受付事務の取扱を開始[7]。
- 1970年(昭和45年)6月24日 - 長崎中央郵便局に改称[8]。同月29日に長崎市新地町から同市恵美須町へ移転[9]。
- 1992年(平成4年)8月3日 - 外国通貨の両替および旅行小切手の売買に関する業務取扱を開始。
- 1994年(平成6年)10月11日 - 大村郵便局に地域区分業務を移管。
- 2007年(平成19年)2月19日 - 伊王島郵便局および高島郵便局から集配業務を移管[10]。
- 2007年(平成19年)10月1日 - 民営化に伴い、併設された郵便事業長崎支店、ゆうちょ銀行長崎店に一部業務を移管。
- 2010年(平成22年)8月 - 郵便事業長崎支店が、郵便物集配用軽四輪車として電気自動車を導入。郵便事業会社の支店としては民営化後九州で初導入となる[11]。
- 2012年(平成24年)10月1日 - 日本郵便株式会社の発足に伴い、郵便事業長崎支店を長崎中央郵便局に統合。
取扱内容
[編集]長崎中央郵便局
[編集]- 郵便、印紙、ゆうパック、内容証明
- 生命保険、バイク自賠責保険、自動車保険、がん保険、引受条件緩和型医療保険 - 平日18時まで営業。
- 地方公共団体事務(長崎市ごみ袋の販売、長崎市バス・電車・タクシー利用券の交付)
- 長崎市内の一部地域(〒850-xxxx地域)の集配業務
- ゆうゆう窓口
ゆうちょ銀行長崎店
[編集]風景印
[編集]周辺
[編集]アクセス
[編集]- JR長崎本線 長崎駅から徒歩約5分、長崎電気軌道 長崎駅前停留所から徒歩約4分
- 長崎県営バス、長崎バス 長崎駅前・長崎駅前東口・長崎駅前南口停留所下車
- 長崎自動車道 長崎芒塚ICから西へ約5.5km、もしくは長崎ICからながさき出島道路経由、約5km
- 駐車場あり:11台
脚注
[編集]- ^ “長崎中央郵便局、尾上町へ移転 2028年度 現在地は道路拡幅”. 長崎新聞 (2024年3月28日). 2024年3月28日閲覧。
- ^ a b c d e f g 山口修監修 『全国郵便局沿革録 明治編』P386 日本郵趣出版 1980年12月28日発行
- ^ 一人の郵便数日本一-マイタウン長崎
- ^ 本博多町の跡地には本博多町郵便取扱所(後の長崎北郵便局)が設置された。
- ^ 昭和12年逓信省告示第1303号(昭和12年5月17日付官報第3108号掲載)
- ^ 昭和20年逓信院告示第267号(昭和20年12月13日付官報第5677号掲載)
- ^ 昭和33年郵政省告示第726号(昭和33年7月22日付官報第9473号掲載)
- ^ 昭和45年郵政省告示第542号(昭和45年6月20日付官報第13050号掲載)
- ^ 昭和45年郵政省告示第569号(昭和45年6月29日付官報第13057号掲載)
- ^ 日本郵政公社ホームページ「郵便局の改廃情報」平成19年2月9日発表分
- ^ 2010年8月31日付西日本新聞の記事より