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長津美代子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
長津 美代子
人物情報
生誕 1949年2月
日本の旗 日本福岡県
国籍 日本の旗 日本
出身校 奈良女子大学家政学部
お茶の水女子大学大学院家政学研究科家庭経営学修了
学問
研究分野 家族関係学家族社会学生活経営学
研究機関 聖心女子大学
東京女子大学
青葉学園短期大学
東京医療保健大学
群馬大学
学位 博士(社会科学)
主要な作品 『共働き家族』(1933年)
『変わりゆく夫婦関係ー共有するネットワーク』(2004年)他多数
学会 日本家政学会
日本家政学会家族関係学部会
日本家族社会学会
家族問題研究学会
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長津 美代子(ながつ みよこ、1949年2月 - )は、日本家族研究者お茶の水女子大学大学院家政学研究科家庭経営学修了。群馬大学教育学部教授。社会科学博士。専門は、家族関係学家族社会学生活経営学

専門分野

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主に家族関係学家族社会学生活経営学

  • 家族のウェルビーイング[2]と家族・地域社会
  • 中年期における夫婦関係とパーソナルネットワーク
  • 家族の個人化・個別化と統合
  • ケアと感情労働

著書・論文

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著書

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  • 『共働き家族』 (家政教育社、1993年)
  • 『図説 変わる結婚と家族』(共著) (日本女子社会教育会、1995年)
  • 『夫婦関係研究のレビューと課題-1970年以降の実証研究を中心に-(共著)』 (「いま家族に何が起こっているのか」ミネルヴァ書房、1996年)
  • 『現代社会と生活』(共著) (建帛社、1997年)
  • 『図説 変わる家族と子ども』(共著) (日本女子社会教育会、1997年)
  • 「高齢者と家族」岡村清子、長谷川倫子編『テキストブックエイジングの社会学』 (日本評論社、1997年)
  • 『家族と近隣関係』 (ニチブン『家族と共に作る家庭生活(Asset2)』、1998年)
  • 『妻・母の就業と家族関係-育児と介護をめぐって-』 (石原邦雄編『家族と職業 競合と調整』ミネルヴァ書房、2002年)
  • 『変わりゆく夫婦関係-共有するネットワーク-』 (袖井孝子編著『少子化社会の家族と福祉-女性と高齢者の視点から-』ミネルヴァ書房、2004年)
  • 『家族変化の歴史的経緯』 (石川實・岸本幸臣編著『生活と家族』コロナ社、2004年)
  • 『中年期における夫婦関係の研究』 (日本評論社、2007年)
  • 『三訂新しい家族関係学』 (長津美代子・小澤千穂子編著、建帛社、2023年)

他多数

論文

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  • 『家族の個別化・凝集性と中学生の自尊感情』 日本家政学会誌 (学術雑誌、2001年)
  • 『性・結婚・家族に関する意識とライフコース設計(共著)』 群馬大学教育学部紀要、芸術・技術・体育・生活科学編 (大学・研究所等紀要、2002年)
  • 『群馬県Kグループホームの実態-痴呆性高齢者のQOLの視点から-(共著)』 家庭科教育 (その他、2002年)
  • 『中高年期における夫婦関係の再構築(共著)』 家族関係学 (学術雑誌、2002年)
  • 『夫婦関係経歴で生じた危機とそれへの対処-中高年男女12ケースを対象にした分析から-』 群馬大学教育学部紀要 芸術・技術・体育・生活科学編 (大学・研究所等紀要、2003年)
  • 『中高年期におけるパーソナル・ネットワークと夫婦の情緒的統合およびウェルビーイング』 日本家政学会誌 (学術雑誌、2004年)
  • 国立情報学研究所収録論文 国立情報学研究所.2010.05.18閲覧。

他多数

所属学会

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  • 日本家政学会 (編集委員・評議員)
  • 日本家族社会学会 (編集委会専門委員・監事・学会賞選考委員)
  • 日本家政学会生活経営学部会
  • 日本家政学会家族関係学部会 (編集委員長・部会長・監事)
  • 家族問題研究学会(専門査読委員)
  • 国際家政学会(International Federation for Home Economics)

脚注・リンク

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  1. ^ NDL ONLINE
  2. ^ [1]『ウェルビーイング(well-being)とは、身体的、精神的、社会的に良好な状態にあることを意味する概念で、「幸福」と翻訳されることも多い言葉である。1946年の世界保健機関(WHO)憲章の草案の中で、「健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態(well-being)にあること(日本WHO協会:訳)」と用いられている。』