長谷川年光
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長谷川 年光(はせがわ としみつ、1930年10月27日 - )は、日本の英文学者。京都大学名誉教授。専攻は、英文学、比較文学。専門は、ウィリアム・バトラー・イェイツなど20世紀のイギリスおよびアイルランドの文学、演劇の研究。
来歴・人物
[編集]香川県出身。1953年(昭和28年)京都大学文学部卒業。1959年(昭和34年)同大学大学院文学研究科英文学専攻博士課程修了の後、立命館大学文学部講師となる。1961年(昭和36年)同大学同学部助教授に昇任。
1966年(昭和41年)京都大学教養学部講師に転任。1978年(昭和53年)から1年間、文部省在外研究員として留学。1980年(昭和55年)京都大学教養部教授に就任。1992年(平成4年)同大学教養部から総合人間学部に改称。
1993年(平成5年)京都大学退官。大阪産業大学教授に就任。その後、京都橘大学文学部教授を務めた。
1995年(平成7年)『イェイツと能とモタニズム』刊行。日本の伝統芸能である能は、どのように西欧圏に受容されていったのか。エズラ・パウンドとウィリアム・バトラー・イェイツのかかわり合いに光を当て、能の西欧への伝播と同化の過程の一面を明らかにしている。
受賞歴
[編集]- アルビオン賞
著書
[編集]- 『イェイツと能とモタニズム』(ユー・シー・プランニング)(1995年)
参考文献
[編集]- 『香川県人物・人材情報リスト 2004』(日外アソシエーツ)(2004年)