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長谷川靖

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

長谷川 靖(はせがわ やすし、1962年2月22日 - )は、日本財務官僚財務省福岡財務支局長や、金融庁総務企画局審議官、財務省東海財務局長等を歴任した。退官後、SBIグループ地方創生パートナーズ事務局長に就任。

人物・経歴

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東京都出身[1]京都洛星高等学校を経て[2]、1984年東京大学法学部卒業、大蔵省入省[1][3]証券局配属[4]主税局総務課歳入調査係長[5]伊勢税務署長、関税局輸出保税課課長補佐などを経て、2005年財務省主税局税制第一課主税企画官。2006年国税庁調査査察部査察課長。2007年から金融庁監督局銀行第二課長を務め[3]、中小・地域金融機関向け監督方針の発表などに対応した[6]

2008年金融庁監督局保険課長。2010年金融庁監督局総務課長。2012年金融庁総務企画局企画課長[3]。2013年金融庁総務企画局参事官。2014年財務省福岡財務支局[3]。2015年金融庁総務企画局審議官(企画・市場官房担当)[7]。2016年6月から東海財務局長を務め[8][1]在名古屋中華人民共和国総領事館への国有地売却を拒否するなどの対応にあたったとされる[9]

2017年国際協力銀行常務取締役[7]。2019年財務省大臣官房付、退官、三井住友信託銀行顧問[10]。2020年SBIホールディングス顧問。同年同グループ地銀連合構想推進担当会社地方創生パートナーズ執行役員事務局長に就任[11][12][13]。2021年五味廣文の後任として福島銀行取締役に就任[14]。同年じもとホールディングス取締役[15]。2022年SBI地銀ホールディングス取締役[16]

脚注

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  1. ^ a b c 「新局長に長谷川靖氏 東海財務局」中部経済新聞2016年6月18日の記事
  2. ^ 「霞が関人物録 京都府(下)=一大勢力の名門、私立洛星高出身者」医薬経済 1441号 (2013年04月01日発売)
  3. ^ a b c d 新支局長に長谷川・金融庁総務企画局参事官 福岡財務支局 高木前支局長は日本公庫取締役にふくおか経済
  4. ^ 『大蔵省証券局年報』金融財政事情研究会、1984年発行
  5. ^ 『職員録 上巻』大蔵省印刷局、1989年発行、495頁
  6. ^ 銀行第二課 課長 長谷川 靖 氏 インタビュー 第1回『中小・地域金融機関向け監督方針』について銀行員.com
  7. ^ a b 国際協力銀行有価証券報告書-第5期(平成28年4月1日-平成29年3月31日)
  8. ^ 「横顔/東海財務局長に就任した長谷川靖氏」日刊工業新聞2016/8/22 05:00
  9. ^ 備忘:長谷川靖東海財務局長、退官倉山満公式サイト
  10. ^ 国家公務員法第106条の25第1項等の規定に基づく国家公務員の再就職状況の報告(令和元年10月1日~同年12月31日分) 令和2年3月27日 内閣官房内閣人事 局
  11. ^ SBI、金融庁と急接近? OB登用相次ぐ日本経済新聞-2020/05/28
  12. ^ SBI、地方創生へ新会社設立 政府系や民間銀行と時事通信2020年06月06日12時09分
  13. ^ 国家公務員法第106条の25第1項等の規定に基づく国家公務員の再就職状況の報告(令和2年7月1日~同年9月30日分)
  14. ^ 金融庁出身の長谷川氏、社外取に=五味氏は退任―福島銀時事通信2021-05-12 19:05
  15. ^ 人事、じもとホールディングス日本経済新聞2021年5月14日 18:19
  16. ^ 支配株主等に関する事項について
先代
髙木隆
財務省福岡財務支局長
2014年 - 2015年
次代
森山茂樹
先代
飯塚厚
財務省東海財務局長
2016年 - 2017年
次代
寺田達史