開運丸
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開運丸(かいうんまる)は日本海軍(軍務官直轄[1])の運輸船[2]。
開運は「運気を開くこと」「幸運に向かうこと」という意味[2]。
艦歴
[編集]明治元年(1868年)の戊辰戦争で捕獲し鹿児島藩に移管され、後に返納され軍務官所管となった[3]。 明治2年10月(1869年)(福井静夫の資料によると10月23日)に再度鹿児島藩へ移管された[4][5]。
船長
[編集]- (艦長代)兼坂熊四郎(本職副長):明治2年6月[6] -
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ #日本近世造船史明治(1973)p.173
- ^ a b c #艦船名考(1928)pp.13-14、「13 開運かいうん Kaiun.」
- ^ 中川努「主要艦艇艦歴表」#日本海軍全艦艇史資料篇p.32、開運「かいうん」
- ^ a b #銘銘伝(2014)p.191、開運(かいうん)
- ^ #M1-M9海軍省報告書画像10、明治二年己巳 軍務官 兵部省、10月。
- ^ #M1-M9海軍省報告書画像9、明治二年己巳 軍務官 兵部省、6月。
参考文献
[編集]- アジア歴史資料センター(公式)(防衛省防衛研究所)
- 『記録材料・海軍省報告書第一』。Ref.A07062089000。(国立公文書館)
- 浅井将秀/編『日本海軍艦船名考』東京水交社、1928年12月。
- 海軍歴史保存会『日本海軍史 第7巻』第一法規出版、1995年。
- 片桐大自『聯合艦隊軍艦銘銘伝<普及版> 全八六〇余隻の栄光と悲劇』潮書房光人社、2014年4月(原著1993年)。ISBN 978-4-7698-1565-5。
- 造船協会/編『日本近世造船史 明治時代』 明治百年史叢書 第205巻、原書房、1973年(原著1911年)。
- 福井静夫『写真 日本海軍全艦艇史』ベストセラーズ、1994年。ISBN 4-584-17054-1。