関東学生卓球連盟
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設立 | 1927年 |
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所在地 |
〒150-0041 東京都渋谷区 神南1-4-2 神南ハイム402 |
会長 | 鈴木一雄 |
ウェブサイト | 学連HP |
関東学生卓球連盟は、関東にある大学の体育会組織に所属する学校公認卓球部による連盟である。各選手の個人成績は大学在学中のものを紹介する。
歴史
[編集]- 1927年 連盟創設
- 1989年 連盟旗、シンボルマークが制定される。理事長制も導入されて慶應義塾大学OBが初代理事長に就任した。
- 1993年 オレンジボール採用。白を基調としたユニフォームが認められるようになった。登録年齢制限(28歳以下)実施。初の女性幹事長就任。
- 1994年 青い卓球台が導入される。促進ルール実施。
- 2002年 11本マッチ制に変更される。(それ以前は1セット21点制で行われていた。)
- 2008年 1部校が男女ともに8校制に変更(それまでは6校制)される[1]。
- 2020年春秋・21年春リーグ戦中止
試合
[編集]- 主催大会
- 関東学生リーグ
- 各リーグは6校の総当り。通常次の対戦順となる。
- 1-6,2-4,3-5 (1試合目)
- 1-5,2-3,4-6 (2試合目)
- 1-4,2-5,3-6 (3試合目)
- 1-3,2-6,4-5 (4試合目)
- 1-2,3-4,5-6 (5試合目)
- 3部リーグは2つ、4部リーグ以下はそれぞれ4つのブロックリーグに分かれている。
- 試合方式
- 男子の1部,2部,3部校は6シングルス+1ダブルス(ダブルスは4番目に試合を行う。)
- 女子の1部,2部校は5シングルス+2ダブルス(ダブルスは3番目と5番目に試合を行う。)
- 1日1試合、合計5日間で5試合を行う。代々木第2体育館で通常行なわれる。
- 男子の4部校以下は4シングルス+1ダブルス(ダブルスは3番目に試合を行う。)
- 女子の3部校以下は4シングルス+1ダブルス(ダブルスは3番目に試合を行う。)
- リーグ戦出場校の話し合いで開催場所が決められ通常2日間で5試合を行う。
- ダブルスは、2ダブルスが組まれている女子1,2部を除き、ダブルスを組む選手2名が2人とも前半に出場することはできない。)
- 入替戦は、全ての試合が同日開催される。中央大学の体育館(八王子市)や東京武道館などで行なわれることが多い。
- 試合形式の異なる男子3部対4部、女子2部対3部の場合、上位リーグの試合方式が適用される。
- 所属大学
- 男子
- (1部校及び過去の1部校)
- 明治大学 優勝31回 S32秋,S34春,S36秋,S55秋,S56秋,S57秋,S58春秋,S61春秋,S62春,H1春秋,H3秋,H4春秋,H8春秋,H9春秋,H10春秋,H11春,H17秋,H18秋,H19秋など
- 専修大学 優勝27回 S23春,S24春,S27秋,S29秋,S39春,S40春秋,S41秋,S42秋,S43春秋,S44秋,S45春秋,S46春秋,S49春,S59春,S60秋,S62秋,S63春秋,H5春,H6春秋,H7秋,H16秋
- 早稲田大学 優勝26回 S21秋,S22秋,S23秋,S24秋,S25春秋,S26秋,S27春,S28春,S29春,S30春,S35秋,S41春,S42春,S44春,S48春,S50春,S51春秋,H2春,H11秋,H12春秋,H17春,H18春,H19春
- 日本大学 優勝18回 S28秋,S30秋,S31春,S32春,S37春,S38春秋,S39秋,S47秋,S49秋,S52春秋,S53春秋,S54春秋,S56春,S60春
- 中央大学] 優勝16回 S26春,S31秋,S33春秋,S34秋,S35春,S36春,S37秋,S48秋,S50秋,S55春,H2秋,H5秋,H13秋,H14秋,H16春
- 大正大学 優勝3回 S59秋,H3春,H7春(H3春は史上唯一3勝2敗で5校が並んだ際の優勝)
- 法政大学 優勝1回 S47春
- 立教大学 優勝1回 S22春
- 青山学院大学
- 駒澤大学
- 埼玉工業大学
- 筑波大学
- 日本体育大学
- 女子
- (1部校及び過去の1部経験校)
- 専修大学 優勝38回 S28秋,S29春秋,S30春秋,S31春秋,S32春秋,S33春秋,S34春秋,S35秋,S38春,S39春秋、S40秋,S41春,S42春,S43秋,S44秋,S46秋,S47春,S48秋,S51春,S52秋,S55春,S59春,S62秋,S63秋,H4春,H5秋,H7春,H9春秋,H10春秋
- 中央大学 優勝23回 S36春秋,S37春秋,S38秋,S40春,S41秋,S42秋,S43春,S44春,S45春秋,S46春,S49秋,S55秋,S56春秋,S57春,S58春秋,H2春,H8秋,H11春
- 青山学院大学 優勝21回 S28春,S48春,S50秋,S52春,S59秋,S60春秋,S61春秋,S62春,S63春 H1春秋,H2秋,H3春秋,H6春秋,H8春,H11秋,H12秋(S59秋からH3秋までの15回のリーグ戦のうち12回優勝黄金期を築いた。)
- 和洋女子大学 優勝10回 S23春秋,S24春秋,S25春秋,S26春秋,S27春秋
- 淑徳大学 優勝11回 H13春秋,H14春秋,H15秋,H16秋,H17秋,H18春秋優勝,H19春秋(ここ最近14回中11回リーグ戦優勝)
- 東京富士大学(富士短期大学) 優勝9回(全て富士短期大学時代) S47秋,S49春,S50春,S51秋,S53春、S54秋,S57秋,H4秋,H12春
- 大正大学 優勝4回 S53秋,S54春,H5春,H7秋
- 日本大学 優勝3回 H15春,H16春,H17春
- 昭和女子大学 優勝1回 S35春
- 筑波大学
- 日本体育大学
- 早稲田大学(平成20年春初の1部リーグ)
- 関東学生選手権
- 関東学生新人戦
- 会長杯
- 関連大会
- 全日本大学総合選手権(全日学)
- 全日本学生選抜選手権(全日学選抜)(2004年から開催された)
- 東日本学生選手権大会(1990年まで開催された)
大学別所属した有名選手
[編集]1部リーグで20勝以上、短大の場合は10勝以上(2部以下の成績も換算される。)で連盟表彰される。
- 周宏 - 1990-93 1991年、1992年全日本学生選手権単優勝、1992年関東学生選手権単複優勝。1990年関東学生新人戦単優勝。入学時には5部リーグだった大学を2部まで上げた。1年次のインカレでベスト8)
- 周ケン - 1994-97 1994年関東学生選手権単優勝、インターハイ単優勝
- 田中卓也 - 1991
- 張凱 - 1999-02 (リーグ戦25勝8敗)
- 阮震杰 - 2003-06 (リーグ戦31勝9敗)
- 野平孝雄 - 1964頃 全日本大学選手権単優勝
- 河野満 - 1965-68
- 伊藤繁雄 - 1966-68頃
- 岩崎清信 - 1985-88 (リーグ戦通算36勝4敗) 1986年、1988年関東学生選手権単優勝
- 増田秀文 - 1992-95 1993年全日本学生選手権単優勝、1992年同複優勝、1993年関東学生選手権単優勝、1995年同複優勝、1992年関東学生新人戦単優勝、1993年の世界卓球選手権イエテボリ大会で劉国梁を破った
- 皆川顕一 - 1991-94 (リーグ戦23勝15敗)
- 仲村錦治郎 - 1994-97 (リーグ戦33勝5敗:17連勝を果たす)、1995年関東学生選手権単優勝、1997年同複優勝、1994年関東学生新人戦単複優勝
- 荻村伊智朗 - 1953-55頃、1954年、ウェンブリーで行なわれた世界卓球選手権男子シングルスで優勝。
- 田中利明 - 1954-56頃
- 森本洋治 - (リーグ戦19勝13敗、2部リーグ4勝0敗)1991-94 1991年関東学生選手権単複優勝。
- 渋谷五郎 - 1957-59頃、元明治大学卓球部監督、1957年全日本大学選手権単複優勝、1959年同単優勝、渋谷浩の父。
- 渡辺武弘 - 1980-83 1982年関東学生選手権単優勝、1983年関東学生選手権複優勝
- 斎藤清 - 1981-84 (リーグ戦23連勝) 1981年、1982年、1983年全日本学生選手権優勝、1983年、1984年関東学生選手権単複優勝、1982年同複優勝
- 渋谷浩 - 1986-89 (史上タイ記録の36勝3敗)1987年、1988年全日本学生選手権複優勝、1989年関東学生選手権単優勝
- 松下浩二 - 1986-89 (リーグ戦20勝3敗)1987年、1988年全日本学生選手権複優勝、松下雄二と双子
- 松下雄二 - 1986-89 (リーグ戦35勝4敗)1986年全日本大学選手権複優勝、1987年関東学生選手権単優勝
- 徳村智彦 - 1990-93 (リーグ戦22勝5敗)
- 中田幸信 - 1991-94 (リーグ戦33勝6敗)
- 田崎俊雄 - 1993-96 (リーグ戦32勝3敗,15連勝を含む)1995年全日本学生選手権単優勝、1992年関東学生選手権単優勝
- 遊澤亮 - 1995-98 (リーグ戦32勝0敗、複31勝6敗) 1996年、1997年、1998年全日本学生選手権単優勝、1996年関東学生選手権単優勝
- 木方慎之介 - 1997-2000 (リーグ戦26勝2敗:19連勝を含む、複25勝10敗)在学中スウェーデンに留学しリーグ戦欠場あり。
- 末貞拓郎 - 1998-2001 (リーグ戦20勝8敗)
- 水谷隼 - 2007-2011 リオデジャネイロ五輪男子シングルス銅メダリスト、全日本選手権最多優勝
- 丹羽孝希 - 2013-2016 リオデジャネイロ五輪男子団体銀メダリスト
- 今孝 - 1936-40頃 全日本学生選手権5連覇
- 伊藤誠 - 1986-89
- 平亮太 1990-93 1990年関東学生選手権単優勝
- 糀谷博和 1990-93 (リーグ戦20勝7敗、2部リーグ4勝0敗)
- 大森隆弘 - 1997-00 (リーグ戦29勝10敗、複22勝3敗)2000年関東学生選手権単優勝
- 中野祐介 - 2002-05 2003年、2004年関東学生選手権単優勝
- 下山隆敬 - 2004-07 2005年、2006年全日本学生選手権単優勝、2004年同複優勝
- 女子
- 青山学院大学
- 星野美香 - 1984-87(関東学生選手権でシングルス、ダブルス共に4連覇、リーグ戦1部34勝1敗、2部5勝0敗、全日本学生選手権単4連覇、複3回優勝)
- 下長智子 - 1985-88 (リーグ戦26勝7敗)
- 河合雅世 - 1991-94 (リーグ戦28勝7敗、2部リーグ2勝0敗)1991年関東学生選手権単優勝
- 森真紀子 - 1984-87 (リーグ戦33勝7敗)
- 馬佳 - 1998-2001 (リーグ戦22勝2敗、2部リーグ5勝0敗)1998年全日本学生選手権単優勝、1999年全日本学生選手権複優勝、1999年,2001年関東学生選手権単複優勝、1998年同複優勝、1995年、1996年インターハイ単2年連続優勝
- 孫博 - 2003-2006 (リーグ戦33勝7敗)2003年、2004年、2005年関東学生選手権単優勝
- 富永克子 - 1987-88(リーグ戦19勝1敗、短大選手新記録)
- 道広友子 - 1991-92 (リーグ戦13勝6敗)
- 青池優美 - 1991-92 (リーグ戦13勝4敗)1991年世界卓球選手権千葉大会混合ダブルス出場
- 内藤和子 - 1992頃
- 四元静香 - 1998-1999 (リーグ戦10勝3敗、2部リーグ5勝0敗)
- 谷口直子 - 1999-2000 (リーグ戦14勝1敗、2部リーグ戦4勝1敗)
- 劉テイテイ - 2002-2005 2002年全日本学生選手権単優勝、2002年関東学生選手権単優勝
- 榊原倫子 - 1968-69頃
- 坂田倫子 - 1992-94頃
- 福岡春菜 - 2002-2005 (リーグ戦22勝12敗、2部リーグ5勝0敗)2003年、2005年関東学生選手権複優勝
- 坂本沙織 - 2003-2006 (リーグ戦33勝5敗)
- 李泰照 - 1993,1994頃 1993年、1994年関東学生単連覇
その他の参考情報
[編集]関東学連所属以外の大学卓球部出身者
[編集]- その他
脚注
[編集]- ^ 連盟からの公式に発表された理由の中には表現されていないが、同年春(2008年度)に、幼少期よりマスコミ露出の大きかった人気女子選手が当時の2部所属校に進学・入部し、その選手の活躍をもってしても春の入れ替え戦で当該校の1部昇格がならなかった事が長年1部6校制でやってきた運営方法の改革の大きなきっかけになった。一般的には競技連盟の一部校の枠拡大は加盟校の間では歓迎されるものであるが、発表当時は1部校を中心に「単なる人気便乗と一部の加盟校に便宜を図る行為。」「対象選手の在学中はともかく、将来的な一部校のレベル低下が心配。仮にそうなったら戻すことになるとして、それだけの為に変更するのはあまりに目先の事に走りすぎで、やり方としておかしい。」などの不快感を示すコメントが当時の関連取材報道(スポーツ新聞や取材テレビ番組など)で伝えられた。
関連項目
[編集]- Category:日本の卓球選手
- 駒沢体育館
- 川島正次郎 - 日本学生卓球連盟会長(1965-70)、元自由民主党副総裁
- 関西学生卓球連盟