阪西紀子
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人物情報 | |
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生誕 |
1962年 日本 |
死没 | 2021年 |
出身校 | 一橋大学 |
学問 | |
研究分野 |
ヨーロッパ中世社会史 北欧地域研究 アイスランド・サガ研究 |
研究機関 | 一橋大学 |
博士課程指導教員 | 阿部謹也 |
学位 | 社会学修士(一橋大学・1987年) |
学会 |
日本アイスランド学会 バルト=スカンディナヴィア研究会 |
阪西 紀子(ばんざい のりこ、1962年 - 2021年3月[1][2])は日本の歴史学者。専門はヨーロッパ中世社会史、北欧史、アイスランド・サガ研究。元一橋大学大学院社会学研究科教授。元日本アイスランド学会会長。
経歴
[編集]1985年3月、一橋大学社会学部卒業。1987年3月、一橋大学大学院社会学研究科修士課程修了。指導教官阿部謹也の勧め[3]で1987年10月から1989年9月までデンマーク政府奨学金によりコペンハーゲン大学に留学。1993年3月、一橋大学大学院社会学研究科地域社会研究専攻博士課程単位取得満期退学[4][5]。
1993年7月~1995年3月、日本学術振興会特別研究員(PD)を経て、1997年10月から一橋大学社会学部助教授。2008年4月、一橋大学大学院社会学研究科総合社会科学専攻教授(歴史社会研究分野(社会史ヨーロッパ))[6][4]。日本アイスランド学会会長も務めていた[7][8]。
研究内容・業績
[編集]専門は、ヨーロッパ中世社会史、北欧史、アイスランド・サガ研究。
著書
[編集]単著
[編集]- 『北欧中世史の研究:サガ・戦争・共同体』(秋山晋吾・土肥恒之編)刀水書房、2022年。ISBN 978-4-88708-478-0
共著
[編集]- (歴史学研究会編)『紛争と訴訟の文化史』青木書店〈シリーズ歴史学の現在〉、2000年。ISBN 978-4-250-99054-0
- 「戦いか訴訟か:中世アイスランドの紛争解決手段」を所収[9]。
- (三谷孝編)『戦争と民衆:戦争体験を問い直す』旬報社〈一橋大学大学院社会学研究科先端課題研究叢書〉、2008年。ISBN 978-4-8451-1068-1
- 「「防衛のための戦い」の記憶」を所収[10]。
- (清水誠編)『アイスランドの言語、神話、歴史:日本アイスランド学会30周年記念論文集』麻生出版、2011年。ISBN 978-4-905383-00-0
- 「『ストゥルルンガ・サガ』における教会堂」を所収[11]。
脚注
[編集]- ^ 2021年4月 社会学研究科・学部教授会 議事要旨(2021年8月15日アーカイブ) - 国立国会図書館Web Archiving Project
- ^ 2002年〜2020年度に退職・異動した教員スタッフの一覧 25-27頁(2022年8月11日アーカイブ) - 国立国会図書館Web Archiving Project
- ^ 「研究室訪問・阿部謹也先生追悼編」『一橋大学広報誌「HQ」』第14号、一橋大学、2007年1月、39-41頁。
- ^ a b 阪西紀子(一橋大学大学院社会学研究科・社会学部)(2021年2月12日アーカイブ) - 国立国会図書館Web Archiving Project
- ^ 「阿部謹也先生追悼編」[リンク切れ]一橋大学
- ^ 阪西 紀子(2022年8月11日アーカイブ) - 国立国会図書館Web Archiving Project
- ^ 「阪西 紀子 (ばんざい・のりこ)」[リンク切れ]一橋大学大学院社会学研究科
- ^ 「阪西 紀子(バンザイ ノリコ)」[リンク切れ]一橋大学
- ^ "内容説明『紛争と訴訟の文化史』."CiNii Books. 2024年9月8日閲覧。
- ^ "内容細目『戦争と民衆』."国立国会図書館サーチ. 2024年9月8日閲覧。
- ^ "内容細目『アイスランドの言語、神話、歴史』."国立国会図書館サーチ. 2024年9月8日閲覧。