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阿弥陀池 (愛媛県)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
阿弥陀池
所在地 愛媛県西宇和郡伊方町井野浦
位置
阿弥陀池 (愛媛県)の位置(日本内)
阿弥陀池 (愛媛県)
北緯33度22分11.0秒 東経132度06分24.9秒 / 北緯33.369722度 東経132.106917度 / 33.369722; 132.106917座標: 北緯33度22分11.0秒 東経132度06分24.9秒 / 北緯33.369722度 東経132.106917度 / 33.369722; 132.106917
面積 0.052 km2
最大水深 6.8 m
成因 海跡湖
淡水・汽水 汽水
プロジェクト 地形
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阿弥陀池(あみだいけ)は愛媛県西宇和郡伊方町にある潟湖[1]。えひめ自然百選にも選出されている[2]

概要

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佐田岬半島先端近くの三崎港(三崎湾)南側にあって[3]、東西約260メートル、南北約420メートル、最大水深6.8メートル、総面積は0.052平方キロメートル[4]。昭和40年代から50年代にかけて周辺で埋め立てや護岸工事が行なわれており現在の大きさになっている[4]。かつては三崎湾に面した入江で、砂州によって閉塞した海跡湖だが閉塞した時期ははっきりしない。

南側と北東側に流入河川があり、北側から三崎湾へつながる流出河川がある[4]。環境省ではこの池を汽水湖としており[5]、淡水魚であるコイのほかウナギボラの生息も確認されている[6]。池の周囲には遊歩道も整備されており、池に群生するスイレンのほか、季節によってサクラアジサイなどの花を楽しめる[6]

竜王伝説

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かつて大島から竜王がやってきてこの池を手に入れようとしたが果たせず、竜王は怒って大島に帰って行ったがその間ずっと雷雨が止むことがなかった。村人は竜王が再びやって来ない様にと阿弥陀如来を祀り、それが池の名前の由来とされている[3]

脚注

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  1. ^ 阿弥陀池”. 伊方町. 2021年9月19日閲覧。
  2. ^ えひめ自然百選”. 愛媛県 (2013年6月27日). 2021年9月19日閲覧。
  3. ^ a b 愛媛県. “阿弥陀池”. いよ観ネット. 2021年9月19日閲覧。
  4. ^ a b c 金井.井内(2004).
  5. ^ 日本の汽水湖(2014).
  6. ^ a b 阿弥陀池”. さだみさきナビ (2021年8月31日). 2021年9月19日閲覧。

参考文献

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  • 金井豊、井内美郎「愛媛県西部佐多岬半島の阿弥陀池および亀ヶ池の堆積速度と堆積環境の変遷」『堆積学研究』第58巻第58号、日本堆積学会、2004年、93-103頁、doi:10.4096/jssj1995.58.93ISSN 1342-310XNAID 130004372556 
  • 環境省 水・大気環境局 水環境課「日本の汽水湖 ~汽水湖の水環境の現状と保全~」(PDF)、環境省、2014年。 

関連項目

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