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阿木慎太郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
阿木 慎太郎
誕生 野上 英之
(1939-01-09) 1939年1月9日(85歳)
東京
職業 小説家
国籍 日本の旗 日本
活動期間 1975年 -
代表作闇の警視
デビュー作 『愛と憎しみの宴』
ウィキポータル 文学
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阿木 慎太郎(あぎ しんたろう、本名:野上 英之[1]1939年1月9日[1] - )は、日本小説家。恋愛小説、シリアスホームドラマ、ハードボイルド、ポリティカルフィクションなど多岐にわたる小説を発表している。

東京都出身。慶應義塾大学在学中は劇団を主宰。卒業後、東宝に入社。23年間務め、うち十数年はTVドラマ企画を担当し阿木慎太郎のペンネームで、1975年『愛と憎しみの宴』で文壇デビュー。その作品はNHK・民放などで多数ドラマ化されている。東宝映画取締役を退職後、ロサンゼルスに移住し執筆活動を本格化した。

著作

[編集]
  • 愛と憎しみの宴(東邦出版社、1976年7月)
  • 幸福の設計(東邦出版社、1977年4月)
  • 忘れがたき日々(東邦出版社、1978年4月)
  • されど愛の日々にサンケイ出版、1979年4月)
  • 美貌人(サンケイ出版、1981年5月)
  • 拳聖シリーズ(廣済堂出版
    • 拳聖処刑行(1986年6月)
    • 拳聖情死行(1986年10月)
    • 拳聖決死行(1987年2月)
    • 拳聖地獄行(1987年5月)
    • 拳聖血戦行(1987年10月)
  • 天空少女拳シリーズ(双葉社
    • 天空少女拳(1987年4月/双葉文庫 1990年8月)
    • 天空少女拳〈2〉(1987年9月/双葉文庫 1990年11月)
    • 天空少女拳〈3〉(1988年2月)
    • 天空少女拳〈4〉(1989年2月)
    • 天空少女拳〈5〉(1990年2月)
  • 必殺シリーズ(天山出版
    • 必殺!怒りの脱出行(1988年3月)
    • 必殺!血の報復(1988年10月)
    • 必殺!マニラの地獄(1989年5月)
    • 必殺!逃亡の掟(1990年1月)
    • 必殺!死の対決(1990年10月)
  • 鮮血のダウンタウン(廣済堂出版、1988年7月)
  • バルガスの首 薔薇のアサシン(実業之日本社、1988年10月)
  • カサブランカの憂鬱(双葉社、1988年11月)
  • マリブの海に花束を(廣済堂出版、1989年2月)
  • 極道(ヤクザ)狩りシリーズ/闇の警視シリーズ(祥伝社
    • 極道狩り(1989年7月)
      • 闇の警視(祥伝社文庫、1993年9月)
    • 極道狩り・縄張(シマ)戦争(1990年1月)
      • 闇の警視〈縄張戦争編〉(祥伝社文庫、1994年4月)
    • 極道狩り・麻薬(シャブ)戦争(1991年3月)
      • 闇の警視〈麻薬壊滅編〉(祥伝社文庫、1995年1月)
    • 極道狩り・報復戦争(1992年4月)
      • 闇の警視〈報復編〉(祥伝社文庫、1996年1月)
    • 極道狩り〈完結編〉(1993年7月)
      • 闇の警視 最後の抗争(祥伝社文庫、1996年10月)
    • 被弾(2005年12月)
      • 闇の警視 被弾(祥伝社文庫、2007年6月)
    • 照準(2006年12月)
      • 闇の警視 照準(祥伝社文庫、2008年2月)
    • 弾痕(2007年7月)
      • 闇の警視 弾痕(祥伝社文庫、2009年2月)
    • 闇の警視 乱射(2011年3月/祥伝社文庫 2013年3月)
    • 闇の警視 撃滅(上・下)(祥伝社文庫、2016年12月)
  • 装いは死の匂い 薔薇のアサシン(実業之日本社、1989年7月)
  • サンセットに天使は死んだ(廣済堂出版、1989年8月)
  • 必殺拳シリーズ
    • マンハッタン必殺拳(廣済堂出版、1990年5月)
    • 上海必殺拳(祥伝社、1993年4月)
    • 闇の狼(祥伝社、1998年6月)
    • 血の逃亡者(祥伝社、1999年4月)
  • ハンティントン・ビーチ(実業之日本社、1990年8月)
  • ザ・ボディガード(双葉社、1991年4月)
  • ベガスの虎(実業之日本社、1992年9月)
  • 左手の復讐者 鮮血のダウンタウン(祥伝社、1993年6月)
  • 喧嘩道シリーズ(飛天出版
    • 喧嘩道(天山出版、1991年11月)
      • 闇のファイター 喧嘩道(徳間文庫、2004年2月)
    • 喧嘩道 鉄人編(1994年9月)
    • 喧嘩道 激拳編(1995年5月)
    • 喧嘩道 闘魂編(1996年6月)
    • 喧嘩道 牙狼編(1997年4月)
  • 暴龍(ドラゴンマフィア)(祥伝社、1994年9月/祥伝社文庫 1997年9月)
  • グレード3(祥伝社、1995年11月)
  • 悪(クズ)狩り(祥伝社、1996年3月)
  • 弔いの刃(祥伝社、1997年7月)
  • エカテリンブルグ発 赤い死神(マフィア)を撃て(祥伝社、1999年1月/祥伝社文庫 2004年12月)
  • KUZU(飛天出版、1999年12月)
  • 非合法捜査(祥伝社文庫、2000年5月)
  • 凶運(徳間書店〈徳間文庫〉、2002年6月)
  • ヴァイオリニストの息子(双葉社、2002年7月)
  • 流氓(リュウマン)に死に水を―新宿脱出行(祥伝社文庫、2003年1月)
  • ラスト・インテンション(祥伝社、2003年7月)
  • 夢の城(祥伝社、2006年12月)
  • ヴァイオリニストの暗殺者 黒人米大統領暗殺計画(ナショナル出版、2009年1月)
  • 刺殺犯 警部補郷原弘(徳間文庫、2009年7月)

脚注

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  1. ^ a b 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.440

参考文献

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  • 極道狩り(闇の警視)シリーズ 著者略歴

関連項目

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