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阿部 正信(あべ まさのぶ、生没年不詳)は、江戸時代後期の旗本。忍藩主阿部正能の次男正明より分かれた家系で、正章(旗本・知行6000石)の子。通称は大学。
文化14年(1817年)9月、駿府加番となり駿府城の守衛などを担う。任期は1年だったが、在任中から江戸に戻ってからも駿河国七郡の歴史・風土などを調査した。榊原長俊の著した「駿河国志」をベースとし、天保14年(1843年)「駿国雑志」全49巻を著した。