陰康氏
陰康氏（いんこうし、拼音: yīnkāng shì）は、古国時代に中華を治めたとされる伝説上の氏族である。陰康国の君主で、気功法のルーツとなる大舞を発明したとされる[1]。
概要
[編集]現在の陝西省銅川市耀州区を根拠としたとされ、気功法を発明したとされる[一次 1][一次 2][注釈 1]。これは大舞と呼ばれ、現在も断片的に残っている[1]。
帝王としては、荷曲が43年、達耳が45年、媒蘭が37年、立路が40年間在位したとされる。何れも女で風姓であったとされる[2]。
華原は磬と呼ばれる楽器の原料（玉または石）の産地であり、磬石の名産地であるとされる。そのため、この地で採れた石かた作られた磬を華原磬という[3][4]。
その後
[編集]雍州の古方国として耀州に、この末裔を称する国があったとされる[5]。
一次資料での記述
[編集]関連項目
[編集]陰康氏
| ||
| 先代 葛天氏達河 |
中国の帝王 | 次代 因康 |
脚注
[編集]- 注釈
- ^ 『資治通鑑綱目』・『路史』には、灌漑の必要のない湿地における農業を始めた事による不調を解決するものと記されている。
- 出典