雨夜の月
表示
雨夜の月 | |
---|---|
漫画 | |
作者 | くずしろ |
出版社 | 講談社 |
掲載サイト | コミックDAYS |
レーベル | ヤンマガKCスペシャル |
発表期間 | 2021年6月12日[1] - |
巻数 | 既刊8巻(2024年11月20日現在) |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | 漫画・アニメ |
ポータル | 漫画・アニメ |
『雨夜の月』(あまよのつき)は、くずしろによる日本の漫画作品。ウェブコミック配信サイト『コミックDAYS』(講談社)にて2021年6月12日から連載開始し、隔週土曜日に更新中[1]。
沿革
[編集]2021年4月14日、本作が『コミックDAYS』で連載されることが発表され、第1話の冒頭部分のネームを同サイトにて先行公開[2]。同年6月12日、連載を開始[1]。連載開始後に、同サイトのオリジナルランキングで1位を獲得する[3]。同年10月20日に第1巻が発売し[4]、発売後すぐに重版がかかっている[5]。2022年6月、「次にくるマンガ大賞 2022」Webマンガ部門にノミネートされる[6]。2024年11月にテレビアニメ化が発表される[7]。
あらすじ
[編集]この作品記事はあらすじの作成が望まれています。 |
登場人物
[編集]- 及川奏音(おいかわ かのん)
- 本作の主人公[5]。高校1年生。感音性難聴で[3]、耳が不自由だが[4]、ピアノが好き[8]。美人で、黒くて長い髪が印象的な容姿[8]。
- 金田一咲希(きんだいち さき)
- 幼少時からピアノを続けている少女。高校1年生。ピアノレッスンの途上、奏音と偶然出会い、後にクラスメイトとして再会。友人となる[4]。
作風
[編集]ライターの柳ヶ瀬舞によると、本作は「聴覚障がいを持つ奏音と(3巻の現時点では明言されていないが)セクシュアルマイノリティである咲希がどのように人間関係を築いていくか」を描いており、「『普通』とは何かを読者にも問いかけてくる」作品である[8]。くずしろは本作で「安易な、当事者を傷つけうるような『感動の対象としての障がい者』は絶対に」描いていない[8]。障がい者やセクシュアルマイノリティについて「知らないことが罪」ではなく「知ろうとしないことが悪いこと」だと教えているような作品となっている[8]。
書誌情報
[編集]- くずしろ『雨夜の月』講談社〈ヤンマガKCスペシャル〉、既刊8巻(2024年11月20日現在)
- 2021年10月20日発売[4][9]、ISBN 978-4-06-525089-1
- 2022年3月18日発売[10]、ISBN 978-4-06-527114-8
- 2022年9月20日発売[11]、ISBN 978-4-06-529121-4
- 2023年3月20日発売[12]、ISBN 978-4-06-531077-9
- 2023年8月18日発売[13]、ISBN 978-4-06-532694-7
- 2024年1月18日発売[14]、ISBN 978-4-06-534312-8
- 2024年6月19日発売[15]、ISBN 978-4-06-535922-8
- 2024年11月20日発売[16]、ISBN 978-4-06-537613-3
コラボレート
[編集]作者のくずしろの作品『笑顔のたえない職場です。』の第39話では、奏音がゲストとして作中に登場し、コラボエピソードが描かれた[5]。
出典
[編集]- ^ a b c “2人の少女の、目には見えないもの。『雨夜の月』(くずしろ)が、コミックDAYSで6月12日より連載配信スタート!”. PR TIMES (2021年6月12日). 2023年3月21日閲覧。
- ^ “くずしろ『笑顔のたえない職場です。』3巻発売、新連載『雨夜の月』も発表!!”. PR TIMES (2021年4月14日). 2023年3月21日閲覧。
- ^ a b “くずしろ最新作『雨夜の月』1巻が『笑顔のたえない職場です。』4巻と同日発売!! 2作品連動のフェアも開催”. PR TIMES (2021年10月20日). 2023年3月21日閲覧。
- ^ a b c d “耳の不自由な少女との出会いと交流を描く、2人の少女の絆の物語「雨夜の月」1巻”. コミックナタリー (ナターシャ). (2021年10月20日) 2023年3月21日閲覧。
- ^ a b c “くずしろ著『雨夜の月』第2巻が『笑顔のたえない職場です。』第5巻と同日発売!! 『笑顔のたえない職場です。』第5巻に『雨夜の月』とのコラボエピソードも収録!!”. PR TIMES (2022年3月18日). 2023年3月21日閲覧。
- ^ “「次にくるマンガ大賞 2022」ノミネート100作品発表 『メダリスト』『あかね噺』『ソアラと魔物の家』など”. ORICON NEWS (ORICON). (2022年6月24日) 2023年3月21日閲覧。
- ^ “「雨夜の月」TVアニメ化決定、コミックDAYSで2巻分無料公開キャンペーンも”. コミックナタリー. ナターシャ (2024年11月16日). 2024年11月16日閲覧。
- ^ a b c d e “漫画『雨夜の月』が問う「常識」 作者・くずしろが対峙する「目には見えないけど存在している偏見」”. リアルサウンド. blueprint (2023年1月22日). 2023年3月21日閲覧。
- ^ “『雨夜の月(1)』(くずしろ)”. 講談社. 2023年3月21日閲覧。
- ^ “『雨夜の月(2)』(くずしろ)”. 講談社. 2023年3月21日閲覧。
- ^ “『雨夜の月(3)』(くずしろ)”. 講談社. 2023年3月21日閲覧。
- ^ “『雨夜の月(4)』(くずしろ)”. 講談社. 2023年3月21日閲覧。
- ^ “『雨夜の月(5)』(くずしろ)”. 講談社. 2023年8月18日閲覧。
- ^ “『雨夜の月(6)』(くずしろ)”. 講談社. 2024年1月18日閲覧。
- ^ “『雨夜の月(7)』(くずしろ)”. 講談社. 2024年6月19日閲覧。
- ^ “『雨夜の月(8)』(くずしろ)”. 講談社. 2024年11月20日閲覧。
外部リンク
[編集]- 雨夜の月 - コミックDAYS